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Go ★ Circuits No.93 (06/07/01)
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【 93号の目次 】
● 4ストカート試乗会 & トークショー開催:6月9日(土)
□ 筑波ドライビングワークショップ参加申し込み受付中
★ アメリカのモータースポーツあれこれ
☆ アメリカのストックカーレース 新 益典(YRSスタッフ)
☆ アメリカのダートトラックレース 大石恭士(YRSスタッフ)
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● 4ストカート試乗会 & トークショー開催:6月9日(土)
6月9日(土)。朝8時から4ストロークカート試乗会を開催します。募集人員
は36名。7日夕刻の時点で参加を申し出た方は14名ですので、まだ余裕が
あります。
試乗会は7周+8周で15周を走行。費用は5、000円。2回目のセッショ
ンはローリングスタート方式で走行を開始しますので、アメリカンカートレー
スに備えてローリングスタートの練習ができます。
※試乗会はYRSのイベントに参加したことのない方でも申し込むことができ
ます。
受付けは当日のみ。6時45分からコース1000事務所で行います。
4ストカート試乗会に参加ご希望の方は以下のアドレスに氏名と電話場号をメ
ールして下さい。タイムスケジュールをお送りします。
4ストカート試乗会申し込み:
mailto:admini@avoc.com
また当日は筑波エンデューロ(ふつうのクルマの2時間耐久レース)、筑波タ
イムトライアル、スズキスポーツの新型レーシングカー3種類の走行など、メ
ニューは盛沢山。イベント終了後にはトークショーも行う予定です。
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□ 筑波ドライビングワークショップ参加申し込み受付中
YRSでは、6月12日、26日に開催される筑波サーキット公式ドライビン
グスクール、筑波ドライビングワークショップの受講者を募集しています。
そろそろ日本は梅雨。筑波ドライビングワークショップも雨の可能性がありま
す。ご承知の通り、低μ路ではクルマの限界が低い速度で現れます。
ブレーキコントロール、スロットルコントロール、ステアリングワークに繊細
なタッチを求めたい方にはお勧めです。
6月のドライビングワークショップはまだ余裕があります。ぜひご参加下さい
。
筑波サーキットドライビングワークショップ:
http://www.avoc.com/school/program/tdq/rule_tdq2001.htm
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★ アメリカのモータースポーツあれこれ
ユイレーシングスクールにはアメリカの「クルマを楽しむ」ためのエッセンス
がいっぱい詰まっています。日本の自動車技術は世界に誇れるレベルにはなっ
たものの、クルマを楽しむソフトではまだまだアメリカに及びません。
ユイレーシングスクールでは、アメリカのそこかしこで見られる「等身大のク
ルマの楽しみ」を日本で実現することを大きな目標にしています。
近い将来、メールマガジンのコラムに登場したカリフォルニアの超高速サーキ
ットのウイロースプリングスインターナショナルレースウエイでもレーシング
スクールを開催したいと考えています。
そのWIRをドライバーの視点から撮影した66枚の画像で紹介しています。
コース図をクリックするとその地点でのドライバーズビューが現れる仕組みで
す。ぜひご覧下さい。
The First Lap at WIR:
http://www.avoc.com/data/raceway/wir/wir_frame.htm
また、5月に渡米したユイレーシングスクールスタッフが生で見たアメリカン
モータースポーツ見聞記を以下に掲載します。YRSがお勧めする「等身大の
モータースポーツ」の一端をお楽しみ下さい。
≪参考≫
ウイロースプリングスインターナショナルレースウエイ:
http://www.willowspringsraceway.com/
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☆ アメリカのストックカーレース 新 益典(YRSスタッフ)
ロサンゼルスダウンタウンから20分のところにあるアーウィンデイルに到着
。まだ出来て2年ほどしか経っていないらしく、駐車場もトラックの外観もも
のすごく綺麗。あ、ちなみにここはハーフマイルのオーバルなので、コースで
はなくトラックです。
ガレージパスを買うか、観戦券のみにするか悩んだけれど、結局予算の都合上
観戦券のみに。ちなみに入場料は15ドル。ガレージパスは35ドル。
というわけで、残念ながらNASCARのピットがどのようなものなのか皆さ
んにお伝えすることが出来ません。悪しからず。
話が逸れたけど、ゲートで問題発生。会場内のドリンクは高いので、クーラー
ボックスを持参したのだけれど、クーラーボックスの持ち込みは不可だという
ことが判明。車までクーラーボックスを戻しに行くことに。とほほ。
こないだスクールで行ったメサ・マリンとは、ぜーんぜんバンク角が違う。3
次元的な要素って目だけでは判断できないので色々なトラックを転戦するのは
難しそう。
なんとなーく、トラックの規格が主催団体で決められていると考えていたので
ちょっとカルチャーショックだった。
走っているのを見ると、コーナーで一番下まで下がっていない。コース幅の真
中くらいが最速ラインのようだ。
う〜ん、単純に見えるオーバルだけど、トラックによって全然ラインが違うみ
たいだ。奥が深い。
さて、本日のメインエベントはNASCARのスーパーレイトモデル。ファイ
ナルに残った車のゼッケンと、ドライバーを紹介するのだが、なんと「No2
7、YANAGAWA〜」という声が…。なんと日本人だ!!ものすごい近親
感が。
それにしても、スタートは圧巻だ。ハーフマイルのトラックに36台のNAS
CARストックカーが2列縦隊でひしめき合いながらローリング。ちび黒サン
ボで、バターになってしまうトラのようだ。(笑) ものすごい咆哮をあげなが
らまわるまわる。
いよいよグリーンフラッグが振られる。みんな全開!!!
うひゃー、みんないかれてやがる。クレイジーだ!!!
俺もやってみたい!!!!
本当に触れ合わんばかりの車間距離で走って行く。たまに、ほんとに接触して
レースが中断したりもするのだけれど。相対速度は限りなくゼロに近いし、ベ
クトルはおなし方向に向かっているので、車両同士の接触では大きなダメージ
はない。せいぜいタイヤがバーストするとか、フェンダーがめくれる程度だ。
ただ、接触して止まってしまった車両やウォールに接触した場合は大ダメージ
になってしまう。ジャングルジムのようなチューブラーフレームがひしゃげた
りする。
ハーフマイルを16秒ちょっとで走ってしまうわけだから平均時速は180km
/hに近い。あたり前と言えばあたり前の結果なんだけど。
中断したときは、ペースカーが入ってゆっくりとローリングする。この時は1
列縦隊。クラッシュした車両や救助車両をよけながら。片付け終わるまで延々
と。
周回数のカウントはペースカーが入った時は3周だけカウントするらしく、規
定周回がペースカーの先導でだらだらと削られていくことは無い。よかった。
レースとは関係ないが、夜は寒い。日中はTシャツにショートパンツでもいい
くらいなのだが夜はベンチウォーマーが欲しくなるような気温だ。真夏でも、
長袖のブルゾンがあったほうが安心かもしれない。
さすがのアメリカ人もほとんど長袖を着ている。全くの余談だけど、メインエ
ベントの前にYMACAが流れた。僕達が見ている席の左前に、中学生くらい
の女の子2人組みがいたのだけれど、踊りまくっている!
あの、西城秀樹の踊りだ!もっとも西城秀樹がオリジナルをコピーしたんだか
ら当然おなしなんだけど。しかし、腰の振り具合まで一緒なので思わず笑って
しまった。
話を元に戻そう。
とにかくオーバルなので、すぐに周回遅れが出てくる。速い車遅い車ごちゃ混
ぜだ。トップは逃げようとしても周回遅れに阻まれてなかなか前に出られない。
なので、1台だけ独走してしまうようなことはなかった。最後の最後まで息を
もつかせぬレース展開。ロードコースのレースだと、トップが独走に入ってし
まうと面白さ半減だけど、オーバルではそんなことはないみたい。
この日は、結局YANAGAWA選手は7位。一時は4位までいったんだけど
、残念。それにしても面白いレースだった!
会場の雰囲気。V8のでろでろ。観客のパフォーマンス。なにもかも初体験!
百聞は一見にしかず。皆さんもぜひ見に行って下さい。
≪参考≫
アーウィンデールスピードウエイ:
http://www.irwindalespeedway.com/index.asp
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☆ アメリカのダートトラックレース 大石恭士(YRSスタッフ)
これぞアメリカ! ダートオーバルレース!
5/19、今日はYRSスタッフの新君が日本からロサンゼルスに到着する日
だ。11:30到着の予定、デルタ航空で飛んでくるのでLAXのデルタター
ミナルへ向かう。
12:30ころ、新君がボーディングブリッジから出てくるのが見えた!「お
ぉ! よかったよかった無事ついた!(笑)」
今日の予定は、このあとこのままヴェンチュラにあるヴェンチュラレースウェ
イで行われるダートトラックレースを観戦する予定なのである。
日本では、茂木あたりでそれらの真似事のようなことはしているらしいが、ほ
とんどの日本人は本物を見たことはないはずである、もちろん僕も初体験であ
る。
LAXからフリーウェイをひたすら2時間あまり走る、途中ストックカーを荷
台に載せて走るトラックがいた、もしかしたら今日のレースに出るのかな?結
構汚い外観に感激する(笑)
カーナンバーは25番、トムさんが「あれはモディファィドストックだよ」な
どと説明してくれる。そしてヴェンチュラに到着!
そこは海岸沿いの街で、ちょっとしたビーチリゾートといったカンジではある
のだが、まだ5月ということもあり人影はまばらですこし寂しいカンジだ。
フリーウェイの出口から少し走るとヴェンチュラレースウェイの入り口はあっ
た。すぐそこがビーチで、道路をはさんで堤防があり、遊歩道にはローラーブ
レードをする人やサイクリングをする人、散歩をしている人々がいる。
駐車場は無料!
まだあまり車はとまってない、ってゆうかまだエントラントが続々と到着して
いる。はじめてみたダートトラックのレース場は、例えて言うなら日本のロー
カルの野球場のような外観である。
「はやく中にはいってみたーい!!」さっそく車を降りて中に入る、チケット
売り場でピットパスつきの12ドルのチケットを買う。
チケットといっても日本のものとは違う! 手首につけるヤツだ、カッコいい
!!
まず、エントラントがレースカーを整備しているパドックに入る。
クラスごとに完璧に外観の異なるマシン!
ミジェットカーは日本でも紹介されたことがあるので多少知ってる人もいると
思うが、外観は似ているけども別物の怪物マシン、スプリントカー!
カマロやトランザムの面影が少し残っているレイトモデルストック!
何がなんだかわかんないんだけどスゴイ外観のモディファイドストック!など
が並び、初めてみるものだらけでパドックにいるだけで楽しい!
チームの雰囲気も家族で参加している人々、友達同士で参加している人々、プ
ロフェッショナルな雰囲気に包まれているチームなど様々で、また持ち込んで
いるツールのレベルなどもぜんぜん違うが、皆真剣な顔つきでクルマをいじっ
ている。
そんなレース前の忙しい時間の中にあっても、「クルマを見せて欲しいんだけ
ど・・」と声をかけると彼らは煙たがるどころか、素晴らしい笑顔とともにこ
こでは珍しいであろう東洋人の訪問者に自慢のレースカーの話をしてくれる!
息子がドライバーとして参加しているというクルマを整備中のオヤジさんに声
をかけてしまった時など、しまいには息子自慢が始まってしまった(笑)
長くなりそうだったので「Thank you Good luck!」と逃げた
(笑)。
なんとオートマのレースカーもあった!いい雰囲気だ!
次はレーストラックを見に行く。オーバルだ!ダートの色が黒い!路面はかな
り硬そうだ!これか! これがオーバルダートトラックか!
ここでいったいどんなレースが展開されるというのか! ワクワクしてくる!
観客もだんだんと増えてくる。週末ということもあり家族で来る人が多い、な
にやら観客同士が顔見知りなのかみんな挨拶したりしている、そう!ここはあ
る種地元の集会場のようなものなのだ!
赤ちゃんからおじいちゃん、中学生、高校生、果てはハーレーに乗ってそうな
イレズミいれた怖そうなオッサンまでいる(笑)観客席のその雰囲気に、また
感激する!
日が傾いてくると海岸沿いはいきなり寒くなってくる、昼間の暑いときに較べ
ると10度くらいは下がるのであろうか、もしこれを読んで行ってみようと思
った人がいたら厚手のジャケットと長ズボンを持参することを勧める。 とに
かくいっきに冷える!
それともうひとつ、ピットパスはお奨めなのだが、ひとつ決定的な問題を抱え
ている。ピットトパスを手首に捲いている人にはビールを売ってくれないのだ
(泣)。なのでパドックも見たいしビールも飲みたいという方は事前にビール
を買っておくことをお奨めする(笑)。
レースは5時すぎから始まる、その前に全エントラントがコースを作るために
走る。オフィシャルが水をまき、レースカーが走り、その粘土を多く含む路面
を固めていくのだ。次第に路面がキレイに固められてゆく、踏み残しがあると
オフイシャルが指示し踏ませる。
いつのまにかコースを照らす照明がついている。観客席もいつのまにか満員御
礼になっている。
いよいよプラクティスがはじまる「いよーっ、待ってましたー!」と興奮して
しまう(笑)
まずはモディファイドストッククラスだ。続いてレイトモデルストッククラス
。最後にメインのスプリントカークラス。
「おぉーーー、すげーーー」その音に何よりも感激する!
そしてメタノール燃料特有の独特な排気の匂い!
左右でまったく違うサイズのタイヤ!
スプリントカーは600HPほどでているらしく、そのコーナー出口の立ち上
がり加速はとんでもない!「こんなのはじめてーーー!!」としか言いようが
ない(笑)。
なんてったって立ち上がりでウィリーしているのだ!!
きちんと造られたダートトラックは想像以上にグリップする!!
某茂木あたりのダートオーバルっていったいなんなんだ?あれは?
これこそを、「似て非なるもの」と言うのであろう・・・と思う。
プラクティスでは5〜6台での走行なのだが、トムさん曰く・・・、「レース
のフルグリッドでは24台だから、もっとすごいよ」と・・・。
そう大きくないコースは5〜6台で走っていてもけっこう迫力を感じるのだが
、ますますレースへの期待が膨らんでいく。
レースはこのプラクティス、セミファイナル、ファイナルと進んでゆく。
そして、いよいよレースである。ここでアメリカの国歌!なんか感激だ!(感
激しっぱなしだよ(笑))
まずはモディファイドストッククラス、続々とコースインしてくるレースカー
。ウォームアップが終わるとフラッグタワーのオフィシャルの指示によりロー
リングスタートに向け整列をはじめる。プラクティスのタイム順に横2台で並
んでのスタートだ。
つられて見ている僕等も緊張してくる(笑)。フラッグタワーではグリーンフ
ラッグをドライバーに指しながら人差し指で「あと、もう1周!」とサインが
出される。いよいよだ!
先頭のクルマが戻ってくる、もうドライバーはアクセル全開だ!
グリーンフラッグが振られる! よっしゃスタートだー!!
すごい迫力! 音! 観客の歓声!
これでも今日行われる一番下のクラス!レースの内容も素晴らしい、ドライバ
ーはものすごく混雑したコース上を一所懸命接触させないように走らせる。
しかし接触は起きてしまう、もしコース上にクルマがとまったりしてしまった
場合は黄旗が出てフルコースコーションになってしまう。
イエロー中は全車縦1列に並んで周回しリスタートを待つ。そしてオリジナル
スタートと同じ要領でフラッグタワーで1周前にグリーンフラッグを指しなが
ら合図をしリスタートが切られる。
クラッシュなどで走行不能になったクルマからドライバーが元気に出てくると
、こっちの観客たちは拍手をする、これにまたまた感激する。
クルマのレベルもドライバーのレベルもピンからキリ、比較的キレイなクルマ
はやはり速く、うしろの方を走っているドライバーは走るシケインと化してい
るドライバーもいる(笑)。
これだけは日本と一緒だ、妙にホッとする(笑)。
白人を見ると無条件に速そうだ速いに違いないなんて思ってしまうけど、そん
なことはなかった(笑)。
そうそう、これも日本人に限らず世界共通だなと思ったことがある。
中高生ぐらいのガキだ(笑)。トムさんがスタートの場面をカメラに収めよう
とかまえていたんだけど、いざスタートという時、そのガキはワザと立ち上が
りやがった(苦笑)。
家族と一緒にいると大人しいクセに友達同士で来ているガキはなにかとイタズ
ラしたがる(苦笑)。ま、ガキ相手にキレてもしょうがないのでトムさんとも
ども大人しくしていることにした。
しかし、それなりにレースウェイ全体がひとつとなりレースを楽しんでいるの
が伝わってくる。
そしてチェッカー!
フリーウェイでみた25番のクルマも無事にチェッカーを受けていた、おめで
とう!1周のタイムが短いこともありレースそのものの時間も短く感じる。で
もドライバーは普通のロードコースのように休める時間なんて全然ない、コー
ナーを立ち上がればまたすぐに次のコーナーへのアプローチだから、すごい集
中力が要求されているはずだ。
そんな休む時間さえないようなコースでも暇をみつけて(笑)ドライバーは捨
てバイザーをちゃんと替えて走っている(笑)。
すごいすごい!レースカーの跳ね飛ばす粘土を多く含んだ硬いドロが観客席側
にも飛んでいる。手にとってみる・・・かたっ! まるで陶芸に使う土みたい
(笑)。う〜ん浴びてみたい(笑)。
とりあえずアメリカでの初レースを見終わって感激に浸っていると、またすぐ
に次のクラスのクルマがコースインしてくる。
今度はレイトモデルストッククラスだ!今度はドロをあびるためにフェンスの
ところで観る(笑)。バシバシとレースカーの跳ね上げるドロが顔に当たる、
「イテーーーっ!!」(笑)。全身でアメリカのダートトラックレースを感じ
る(笑)。
レースの合間にはコースの整備もする、水を捲き直したり、アウト側のコンク
リートウォールに飛んだドロを落とす(落としたトコと落とさないトコが縦の
縞模様状になるようにする。なぜならドライバーにウォールがあることを認識
させるためだという・・・さすがアメリカだ細かいトコまで合理的だ・・・さ
すが歴史がちがうなぁ、とあらためて感じさせられる。)
そして、本日のメインイベントのスプリントカー!
やはりその迫力は今までのクルマとは違う。走り方もドライバーによってかな
り違いがある、キレイにスライドさせてキレイに立ち上がっていくクルマもあ
れば、アウト−アウト−アウトでなるべく直線にとれる部分を長くしドカンと
踏んでゆくクルマもあるがタイムそのものに大した差はない。
トムさんに聞いたところによると・・・。その日のコースの状況を予想してチ
ームがギャンブルに近い感覚でセッティングするのだという、そのセッティン
グの差が走り方の違いになるらしい。
エンジンは600HP近く出ているだけにドカンと踏んだ時の加速は、スゴイ
の一言でも表しきれない!
このクラスはホイールが剥き出しになっているため接触し運悪くホイールが当
たろうものならいとも簡単にクルマは飛ぶ、今日も何台か飛んだ(笑)
そしてチェッカー!
今日、生まれて初めてビデオでも雑誌の記事でもなく、まさに自分の目でアメ
リカンモーターレーシングを見た!
すべてに文化を感じた、観客にでさえである、彼らもまたプロだ。アメリカモ
ータースポーツ漬けツアー初日からショックを受けっぱなしだ(笑)。
このままではショック死してしまうかもしれない(笑)でもそれならそれでい
いじゃん、とも思う(笑)。もう10年早くアメリカに来ていたら、と真剣に
思った。
今後、YRSでも今回のようなツアーを企画していく予定だという。
アメリカのモータースポーツの世界に触れてみたいと思っている人がいたら、
迷わずに行くべきだと思う、これは実際に自分の目で見、全身で感じてみない
とわからないと思う。
今まで日本のレース界は、自分の周辺も含め常にヨーロッパを意識し、またそ
れらの真似事をしてきた。ともするとアメリカのモータースポーツを馬鹿にす
るような雰囲気さえあった。
その考え方が間違っているとは言わないが、アメリカにも素晴らしいモーター
スポーツの文化があることを知って欲しいと思う。
≪参考≫
ベンチュラレースウエイ:
http://www.venturaraceway.com/
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