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コーナリングも加速のために使う

サーキットにおけるコーナリングのセオリー

  • ターンインは直進状態のクルマを曲げるための大切な儀式だと思え
  • 重いクルマの向きはすぐには変わらない
  • フロントタイヤグリップを確認してからステアリングを切る
  • 高速コーナーでなければクリッピングポイントまでの3分の1はステアリングを切り足してかまわない
  • できるだけ少ない舵角でコーナリングする
  • 高速コーナーでない限りソーイングは不要だ
  • コーナリング 攻めれば速いってものではない

    速く走るためにはコーナーをがむしゃらに攻めなければならないと思っている人が実に多い。が、それは間違い。確かにコーナーをゆっくり回っていたのでは速くは走れない。大事なのはコーナーが持つ意味。ひとつのコーナーをとってみた時に最も大切なのは出口での速度だ。なぜならばコーナーは直線の始まりだからだ。だからコーナーで重要になるのは後半。敢えて言えばコーナーの脱出速度だ。

    コーナーを必要以上に攻めてもロクなことはない

    基本クニック

  • ステアリングを切り込んだ時からまっすぐに戻すまでがコーナリングだ。
  • コーナーに入って加速したり減速するのは、「いきあたりたりばったり走り」の証拠。
  • 通過するラインはアウトインアウトが望ましい。半径が大きいほど通加速度は高い。
  • ターンインの前には必ずコースのアウト側いっぱいによる。
  • コーナーのインに必ずつく。
  • コーナーの出口では必ずコースのアウト側いっぱいによる。
  • コーナリングの前半と後半では目的が異なる。目的に合った操作をする。
  • 応用テクニック

  • コーナリング中はクルマが加速も減速もしない状態が最もロードホールディングが高い。
  • 連続したコーナーではアウトインアウトを無視した方が速い場合もある。
  • コーナーの形状によっては変則的なラインのほうが速い場合もある。
  • 速く走るためにはコーナーの出口の速度を高める努力をする。
  • 危険回避テクニック

  • コーナーのインにつけそうもないと思ったらわざと大回りする。
  • テールの流れを抑えられないと思ったら、ブレーキをロックするまで踏む。
  • クルマが思ったより曲がらない時は、ステアリングを戻してからブレーキを使う。ある性能のクルマがある半径のコーナーにさしかかった場合、必ず限界速度というものがある。天才であっても限界速度より速くは走れない。
  • クルマと格闘する自分にホレボレする以外は、コーナーで頑張っても意味がない。

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