コーナーを速く抜けるためにアウトインアウトのラインで走ることがいかに大切か理解できただろうか。コースを外れない範囲でそのコーナーの最大曲率で廻ればおのずと通過速度は上がる。
下の図で言えばターンインポイントまでクルマは直線運動をし、エクジットポイントから再び直線運動をする。ターンインポイントからエクジットポイントまでがコーナリング。図ではひとつの大きなアークでコーナリングしている。
仮に限界でコーナリングしているとすると、ターンインポイントからクリッピングポイントを通りエクジットポイントに至るクルマの車速は等しいことになる。つまりコーナリングを開始してから終了するまで曲率と車速の変化はない。これがコーナーを速く抜ける方法のひとつだ。
|