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         Go−CircuitNo.218(05/18/06発行)

----------------------------------------------------TasteofUSA----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
      》》》BeSmarter、Safer、Faster《《《
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|1)クォーターマイルオーバルレース開催
|2) 参加申し込み受付中
|3)ENGINEドライビングレッスンに参加して	太田中秀一
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|1)クォーターマイルオーバルレース開催
  2006年。いよいよアメリカのショートトラックレースの主流であるクォ
ーターマイルオーバルを使ったレースが始まります。ツインリンクもてぎで開
催されるMACIショートトラックレースシリーズの第2戦と第3戦に組み込
まれます。

第1戦	06月25日(日) ダートトラック(400m)
第2戦	09月17日(日)	MACIオーバル(南コース、舗装、400m)
第3戦	10月15日(日)	MACIオーバル(南コース、舗装、400m)
第4戦	11月26日(日)	ダートトラック(400m)

  運営はYRSオーバルレースFSW同様にユイレーシングスクールが担当し
ますが、MACIショートトラックレースに参加するためには、YRSオーバ
ルスクールもてぎ、あるいはレース前日に行われるMACIオーバルスクール
もてぎを受講する必要があります。
  両オーバルスクールではより高速のスライド量の多いクォーターマイルオー
バルに備え集中的にカーコントロールとローリングラップの練習を行います。
  レース規則の発表はしばらく先になると思いますが、クラス分けは次のよう
になる予定です。
・ロードスタークラス
・FRクラス
・FFクラス
・4WDクラス
  ユイレーシングスクールではYRSオーバルレースFSW同様に、ショート
トラックレースを日本に定着させるために今後も様々なメニューを用意してい
きます。YRSオーバルスクールでオーバル走行の楽しさを知ってしまった方、
アメリカ的で絶対の支持を得ているショートトラックレースに参加してみたい
方、ぜひMACIショートトラックレースに参加してみて下さい。

・YRSオーバルスクールもてぎ開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosm.shtml
・YRSオーバルレースFSW規則書
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml

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|2)参加申し込み受付中

      〓〓〓〓以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です〓〓〓〓
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|                      ★どなたでも参加できます★

■5月29日(月)YRSドライビングワークショップFSW
  去る3月のYRSドライビングワークショップFSWはポルシェマガジンの
取材がありました。参加された編集部の方にはYRSの理にかなった教習方法
と独自のブレーキング、定常円練習を高く評価していただきました。
  各地で行っているYRSドライビングワークショップは受講される方のドラ
イビングポテンシャルを向上させることを目的としています。単に速いだけ、
見た目にかっこいいだけ、の運転ではなく、一生クルマと快適に過ごすために
最低限必要な、それでいて一般には知られていないハウツーをお教えします。
クルマと運転が好きな方の受講をお待ちしています。

・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwf.shtml
  
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|                      ★どなたでも参加できます★

■5月31日(水)YRSオーバルスクールもてぎ
  いよいよ時速140Kmからのターンインが必要なYRSオーバルもてぎで
オーバルスクールが始まります。これまでのYRSオーバルスクールと異なり
3速での走行になります。単位時間当たりの移動量が増えるわけで、クルマが
バランスを崩した時のスライド量は2速の速度域の何倍にもなります。ですが
決して危険性が増すわけではありません。それだけ正確な操作が求められるだ
けです。
  過去にYRSオーバルスクールを受講したことのない方は、最初にクォータ
ーマイルオーバルより小さいオーバルコースで練習することが出来ますからど
なたでも安心して受講することができます。

・YRSオーバルスクールもてぎ開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosm.shtml

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|                       ★どなたでも参加できます★

■6月1日(木)YRS筑波サーキットドライビングスクール
  ユイレーシングスクールが考案した最も安全に最も効率よくスポーツドライ
ビングを始める方法。それが筑波サーキットドライビングスクールです。サー
キットを走るつもりのない方も、サーキットを走っているけど走り方に不安が
ある方。経験の有無を問わずどんなクルマでも参加してみて下さい。ユイレー
シングスクールが提案する理にかなった操作があなたとあなたのクルマのポテ
ンシャルを高めます。

・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/tds.shtml
  
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|                       ★どなたでも参加できます★

■6月8日(木)YRSオーバルスクール浅間台
  100x32mのYRSオーバル浅間台では16秒を切れるかどうかが、ク
ルマを正確に操作しているかどうかの目安になります。これはハイパワー4W
Dでもロードスターでも同じです。455の参考タイムのあるYRSオーバル
浅間台であなたのドライビングポテンシャルを
計ってみませんか?

・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosa.shtml
・YRSオーバル浅間台ラップタイム一覧
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yoa,s,b1

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|                       ★どなたでも参加できます★

■6月17日(土)YRSオーバルスクールFSW
  唯一週末開催のオーバルスクール。半日のカリキュラムですが、内容は他の
オーバルスクールと変わりません。YRSオーバルスクールがどのようなもの
か確かめていただくのにうってつけです。見学も歓迎です(但しFSW入場料
がかかります)。一度YRSオーバルスクールを覗いてみて下さい。

・YRSオーバルスクールFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosf.shtml

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|        ★YRSオーバルスール卒業生はどなたでも参加できます★

■6月17日(土)YRSオーバルレースFSW第3戦
  現在オープンクラスには延べ17名、ロードスタークラスには同21名のY
RSオーバルスクール卒業生が参加しています。YRSオーバルスクール総受
講者から見ると非常に少ない数字です。オーバルレースの走り方もいちからお
教えします。YRSオーバルスクールを受講された経験のある方はぜひご参加
下さい。

・YRSオーバルレースシリーズ規則書
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml

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|3)ENGINEドライビングレッスンに参加して	太田中秀一

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ユイレーシングスクールが運営しているエンジンドライビングレッスンを受講
した方からメールをもらいました。受講した感想を編集部に送ったそうで、そ
のコピーをいただいたわけです。ご本人はスポーツドライビングがいたく気に
入りついにレース用の車両まで購入。今年からレース参加を企てているそうで
す。レース参加など少しも考えていなかった彼がなぜそこまで決心をしたのか。
その理由は理論的なドライビングに触れたのがきっかけのようです。クルマと
対話することの面白さを知ってしまったからだとも言えるでしょう。行間に彼
の運転とクルマに傾ける愛情を感じることができます。原文まま。ご一読を。
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ENGINEドライビングレッスンに参加して

1.当初から今日までの経験と頭の中棚卸
  ENGINEとしては三回目、ユイレーシングスクール独自のレッスンと合わせる
と都合六回目となった今回、思うところがありキーを叩いています。
  2004年6月に初めて参加した時は、トムさんの講義に「なんじゃそりゃ」と
思ったもの。タバコの箱を前に後ろに左右に動かしながらトランジションがど
うしたとか、ブレーキを薄く残すとか、ステアリングをぱきっと切るなとか、
切り足す切り足すとか、肩がロールするのではなく腰でロールするようにとか、
人が走らせるんじゃなくてクルマさんに走ってもらうんだとか、チューニング
なんか無駄な出費だ(特にアシを固めるなんて愚か者)、なんとかかんとか、今
となってはなるほどと思うことばかりではあるが、当時は「ふんっ」と思った
もの。例えばブレーキの踏み方にしても、ABSが作動するほどペダルを思い切
り蹴飛ばすようにとにかく踏め!とBMWドライバートレーニングやGMJ主催のサ
ーキット練習会で教えられてきたのに、「トランジションでチョン・グワーッ
と踏むんだ」なんて言われても、「そんな事してたら間に合わんがな」、と、
心の中で一々難癖を付けながら聴いていたものだ。
  そして今どうなったか?数年前までいた(恐らくiMacが出たあたりで絶滅) "
マックエヴァンジェリスト"ならぬ、"ユイエヴァンジェリスト"になってしま
っている。理由は簡単、「仰る通りでした。大変失礼いたしました。」と降参
してしまったから。社内では最近タバコの箱を前後左右に動かしながら、「え
えかオマエら、クルマの挙動っていうのはな.....」等と講釈を垂れ始め
るに至る今日この頃。すっかり洗脳されている。
  決定的な転機となったのはオレンジ号(スピードスター)に代えて190E-MTを
筑波1000に持ち込んだ時(夏のENGINEレッスン)だった。軽井沢の山奥から発掘
してきたソイツをサーキットに持ち込もうと思うに至ったのは、「これまでガ
チガチのオレンジ号だけやったから、ユルい190Eで走ったら何か違うものが見
えるかも知れへんな。」と、いう、単なる思い付き。果たしてこの試みは大当
たりだった。ユルいだけにクルマの挙動が一々ゆっくりだし状態を感じやすい。
まず同じスタイルで運転してみて、如何にヘタなことをしていたのかを思い知
らされた。トランジションを無視するとどういう事になるのか、ステアリング
をぱきっと切るとどういう事になるのか、肩でロールとはこういう事なのか、
なぜアシを固めることが愚かなのか、ABS無くてもそうそうロックはしないこ
と(あの190EにはABSが付いていない)等、これまで何度も聴いた講義の内容が
頭に浮かんだ。何より衝撃的だったのは880kgs150psのオレンジ号と1.5t115ps
の190Eが殆ど同じタイムだったことだ。これは一体どういう事か?
  答えは簡単。"ユルいクルマ"だったからだろう。ユルいと言うことはクルマ
の挙動がゆっくりであるということ、ゆっくりであると言うことは、急な操作
にクルマが反応できないと言うこと(逆に言うと急な操作をしてもクルマが付
いてこない)、挙動を感じやすくまたそのためコントローラブルだと言うこと、
ということは、自然とユイの教科書通りに余裕をもってきっちりと操作をしよ
うとなり、タイムはその結果と言えよう。ドッグレッグでのロールを(アクセ
ルを戻すのが遅くて)消さずに最終コーナー手前でブレーキングすると笑っち
ゃうほど"傾いたまま"こちらの操作を無視してくれる。恐らく"感じていなか
っただけ"でオレンジ号でも同じような事が起こっていたんだと思う。
  余談になるが、190Eが意外にスポーティーで操作しやすいクルマだったこと
が判ったのも収穫だった。径が大きく、ねっとりとした感触の旧式のステアリ
ングもいいものであり、これはこれであの当時には恐らく意味のあることだっ
たんだろう(素性が良さそうなので、サーキット用に何やらチューンしてみよ
うかなどと、トムさん言うところの"邪な"考えが頭に浮かんだ)。ついでに、
タイム差があったとしても"どう走れば抜かれないか"という事も知ることがで
きた(邪魔するということではなく、どこに重点を置くと後ろから来たクルマ
が抜こうと思っても実はなかなか追い抜け状態にできるかということ。)。そ
の後FSWにも持ち込んでみた。
  そして満を持してオレンジ号に戻した12月22日(木)、とてつもなく寒い中で
はあったけど、タイムを縮めようとすることはとりあえず忘れることにして
(寒いから忘れられた?)、190Eの経験を如何に生かせるかという事をテーマに
持ってENGINEレッスンに臨んだ。相変わらずタイムは大して変わらなかったも
のの、自分としては充分満足のいくもので、今回初めて「あー今日はオモロか
ったわ!」と思えた。この"オモロかった"という部分を、"思い通りの正しい
操作をし、またクルマが無理なくその通りに動くようになってきた"からこう
思ったのだと分析してもいい。知らず知らずの内に、クルマにとって不愉快な
操作によってクルマが発する不愉快なメッセージを体が感じていたのかも知れ
ない。外からどう見えていたかはわからないが、コックピットでは収穫多い走
りができたつもりになっている。次の課題は、何周走っても同じライン取りで
バラツキのないタイムで安定確実に走ることだ。実はタイムはその後に自然に
ついて来るものだし、そうでないタイムは本物ではないのだと思い始めた今日
この頃。
  何で収穫があったのか?それはきっとこういう事だ。それまではクルマの挙
動あるいは状態が掴みにくいミッドシップスポーツで格闘していた。その後ユ
ルい遅いFRに代えることによって、"理屈はわかった"そして"その通り操作し
ている"しかし"実は全然そうじゃなかった"という事が判った。じゃあと初心
に返ってやってみた。そしたら何かうまくいった。そうして学んだことをオレ
ンジ号ドライブにフィードバックしてみた。190Eで学んだことがそのまま生き
た。ということであろう。素人にミッドシップスポーツはあらゆる意味で難し
すぎたのだ。挙動(状態)は掴みにくいし、あっという間すらなくスピンする
(実際、1コーナーに侵入した次の記憶はもういきなり横向いてコースを外れて
いたというものだった。途中の記憶がない!)。クルマ雑誌によく書かれてい
た、"ミッドシップはいきなりくるから"という事の意味がやっとわかった。で
も、オレンジ号から190Eに一度代えてみたからこそ判ったことも多いはずなの
で、素人はミッドシップスポーツでしばらく練習してからFR等別のレイアウト
のクルマに乗り換えて走ってみるといいのかと思う。だから今の常連達も、た
まには違うレイアウトやパワーの違うクルマで走ってみると自分でも驚くほど
タイムが伸びたり縮んだりするかも知れない。そして一皮むけた自分と対面す
るのだ。

2.学んだこと
  これまでのレッスンで学んだ効果は、サーキットではなく実は一般道の日常
生活に多く現れている。その事も含めて思いつくまま書くとこんな感じになる。
1.ABSが作動する機会が減ったこと
ABS装着車で特にWetの場合結構簡単にABSが作動していた。急なブレーキング
をしなくなったということも勿論あるが、例の"トランジション"を意識するよ
うになったのが大きい。サスペンションが伸びきった状態で無理なブレーキン
グをしていたためフロントへの荷重移動が無く、グリップしない状態だったた
めスリップしていたのだという事が実地で体感できた。思いの外減速せずにひ
やりとすることもなくなった。また正しくブレーキングすればドライでもWet
でも、ABSがあっても無くても直進状態での制動距離にはあまり差がないとい
う事も判った(実測したわけではないので気のせいかもしれないが)。
2.同乗者が怖いと感じる局面が減ったと言われたこと
実はこれは驚きの症状。ブレーキングのタイミング、減速G、コーナーリング
のアプローチ、ステアリングの切り方等だいぶ変ったらしい。多分サーキット
レッスンのイメージで走っているから自然とそうなったんだろうと思う。この
事から導き出される結論は、"サーキットでクルマを正しく早く走らせるとい
う行為は、一般道での安全性(あるいは安全と感じる走り)と同乗者の快適性に
向上に大きく貢献する。"である。思いこみの気のせいかもしれないが。高速
道路の出口なんかは格好の"オーバル練習の舞台"とばかりに、「早めのブレー
キングで薄くブレーキを残し、ステアリングを切り足す切り足す、スロットル
はイーブンイーブン......」等とブツブツ考えながら運転している効果
が出たか。頭の中でトムさんの顔とタバコの箱が踊ってます。
3.燃費が良くなった
これは気のせいかもしれないけれど、無駄な運転をしなくなったことは事実。
190Eに付いているECONOメーターを見ながらサーキットを走っていたら、アク
セルを踏んでメーターがレッドゾーンに飛び込んでいるのに加速してない、ク
ルマの挙動に変化が無いことが多々あり、その時メーターが戻る程アクセルを
抜いても何も変らなかった。という事はこの差分は無駄に消費していたのかも
と解釈してアクセルワークに気を遣うようになったので、もしかしたらこれが
効いているのかもしれない。これもデータを取ったわけではないのでいい加減
なことは言えないが。
4.ブレーキランプ点灯が遅いほどエライというのは間違い
必ずしもエライとは言えないという方が正確かも知れない。これまでのレース
観戦では、「あいつアカンで、1コーナーのブレーキング早過ぎるもん。」と
いう見方をしていたし、自分のサーキット走行でもそう思いこんでいた。でも
それは間違いだった。
5.クルマのオーバーステア、アンダーステア、ニュートラルステアはクルマ
のセッティグではなくドライバー(素人の場合)による場合が多い。
自分は"ヒューマンアンダーステア"が多い。
6.クルマの運転は物理学だと言うことを認識した
根性でも何でもない。
7.試乗でのドライビングとインプレッションの着目点が変わった
社内では、日本一試乗する素人(そして買わない。買えない。)として名を馳せ、
フェラーリ、ロールス、ベントレーのような一部スーパーなクルマ以外は殆ど
乗って、社内電子掲示板に雑誌より早い最速インプレッションを書くことを目
標としている割には着目点がなっちゃいないという事が判った。ここのところ
は意識が変わった事もあり、雑誌を読むのが楽しくなった。「ああなるほど、
アイツはアレのことをこう書いてんねんな。」という楽しみ。
8.イギリスドライブの楽しみが増えた
海外旅行では当然、出張でもスキあらばクルマに乗ろうとしていて、TVRでイ
ギリスを走ったり、香港でGS300とARISTOを乗り比べてみたり、アンバサダー
でインドを走ったりと色々試すことを楽しみとしているが、ことイギリスに関
して、Aの三桁以下級の国道を走る際の楽しみがグンと上がった。雑誌で時々"
カムに乗る"という表現を目にするが、"カントに乗った"走りの楽しいことと
言ったら!ユイ以前と以後で大きく変わった事の一つ。うまく表現できないけ
ど、そう言うことです。

以上、7.と8.は余計かも知れないけど、今頭の中にあることを書いたらこうな
った。もっといっぱい書きたいことはあるような気もしますがとりあえずこん
なもんで。
それと、サーキット走行練習は決してサーキットやレースだけのためだけでは
なく、一般道を楽しく快適により安全に走るためにも大いに役立つのだなとい
うのがまとめの感想です。他の人はどう思っているのでしょうね。

3.ENGINEとユイに望むこと
  卒業生は是非エンデューロレースに出る事を勧めて下さい。ソロでもチーム
でも。いきなりスプリントは、練習という観点からはオススメできません。エ
ンデューロだと、先は長いからと始めから肩の力が抜けやすいこともあります
し、何より先が長いので色んな事が試せます。安定度を上げる練習もできるで
しょう。スプリントだと何回か失敗したらレースは終わってますし、ヘタをす
ると毎周違う走りになってしまいます。スプリント、エンデューロ両方出場し
てみてわかりました。まずはエンデューロです。
  常連・固定客もいる昨今、もしかしたら同じメニューに飽きたり、「俺はこ
のレベルは卒業した」と思ったりする者も出てくる頃かもしれません。できれ
ばそれらを対象に、"勘違いしているヤツにガツンとやる"とか、"本当にもっ
と上のテクニックを目指すコース"等のメニューを用意していただければと思
います。例えば、5速全開のコーナーを体験するとか、ジムラッセルに体験入
校するとか。あるいはENGINEにクルマを貸していただいて、ロードスターパー
ティーレースもしくはGolf GTi Cupに参戦させて練習と成長記録を紙面連載し
て本人の成長と記事の一石二鳥を狙うとか。如何でしょうか?

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「笑っちゃうほど"傾いたまま"こちらの操作を無視してくれる」の一文を目に
した時。こういう表現ができる人がうらやましくて、ほほえましくて、楽しく
て。思わず笑っちゃいました。そんな感性を研ぎ澄ませばレースも楽しめるは
ずです。頑張って。応援しています。            トム ヨシダ

**********************************************************奥付け****
□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トムヨシダ
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□CopyrightYuiRacingSchoolCo.,Ltd.
□Copyright1986-2006AVOCCORPORATION
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