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Go−CircuitNo.227(05/22/07発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
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|1)EPプロジェクト始動
|2)参加申し込み受付中
|3)近視、乱視、遠視。見えるままに。 トム ヨシダ
|4)YRS有料メールマガジン創刊
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|1)EPプロジェクト始動
クルマの運転が好きな人、とりわけサーキットを走っている人がもっと速い
クルマに乗りたいと思うのはごく自然なことだ。だからみな、サスペンション
を交換したり速いクルマの乗り換える。
確かにそれもひとつの方法だろうが、量産車はいくら改造してもしょせんは
量産車。速さは手に入るかも知れないが、それはあくまでもクルマが速くなっ
たからに他ならない。
人間が安全に速く走れるようになるカリキュラムを展開してきたユイレーシ
ングスクールは、卒業生のためのステップアッププログラムとして純レーシン
グカーの導入を決めた。運転する人にポテンシャルがあれば限りなく速く走る
ことができ、そうでない場合は限界すら探れない本格的なレーシングカーだ。
フォーミュラカーという選択肢もあったが、フォーミュラカーを継続して走
らせるためのメンテナンスは想像以上の負担になる。そこでアメリカのレース
統括団体SCCAのプロダクション車両規定に則ったロードスターベースの車
両を製作し、可能な限りメンテナンスフリーで走行の機会を増やす方針とした。
SCCAプロダクション規定にはBからHまでのクラスがあるが、ユイレ
ーシングスクールが選んだのはEプロダクション。改造範囲が広く外観は似て
いるものの中身は全くの別物。今年はシャーシ性能を見極めるために基本的な
エンジンチューニングは行わずシャーシのセットアップに専念し、来年はエン
ジンのチューニングを施しより本格的な速さを狙う予定だ。
現時点でEプロダクションロードスターの活動はユイレーシングスクールの
スタッフに名を連ねている卒業生が中心となって行っているが、他の卒業生に
も試乗の機会を設けたいと思っている。
・YRS EPロードスター概要
http://www.avoc.com/ep/p02.htm
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|2)参加申し込み受付中
〓〓〓〓以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です〓〓〓〓
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| ★どなたでも参加できます★
■ 5月28日(月) YRSオーバルスクール浅間台
YRSオーバルスクールの原点。YRSオーバルスクール浅間台は32x1
00mのオーバルコースを使ってコーナリングに特化した練習を行います。ご
自身とご自分のクルマの限界に挑戦してみたい方はぜひ受講して下さい。
・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosa.shtml
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| ★どなたでも参加できます★
■ 5月31日(木) YRSドライビングワークショップ筑波
■ 6月17日(日) YRSドライビングワークショップ筑波
運転がうまくなるためには知識と経験が必要ですが、最短の時間でうまい運
転のあるべき姿を体験してもらい、ドライビングポテンシャルをどうやって高
めるかその方向を定めてもらおうというのがドライビングワークショップの目
的です。ブレーキングの練習によるピッチング制御と定常円走行によるロール
コントロール。たった一日の練習でもクルマの動きに対する理解度はみなさん
の想像以上に高まります。サーキットを走るつもりはないけどクルマの運転に
興味のある方、ワンボックスなどサーキットには不向きなクルマをお持ちの方、
もう一度ご自身の運転を見直してみたい方。どなたにとっても実効性のあるカ
リキュラムです。
・YRSドライビングワークショップ筑波開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwt.shtml
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| ★YRS卒業生ならどなたでも参加できます★
■ 6月2日(土)YRSエンデューロ第4戦筑波
YRSを受講した方のステップアッププログラムとして開催しているスク
ールレースです。YRSエンデューロは130分の耐久レース。レースに出て
みたいけどまだ早いと思っている方、この機会にヨーイドンを味わってみては
いかがですか?。
・2007年YRSエンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yes.shtml
| YRS卒業生で過去にYRSエンデューロ、YRSスプリント、YRSオー
| バルレースに参加したことのない方がYRSエンデューロ第4戦に参加され
| る場合、参加費を以下の通り割引します。
◎ ソロエントリの場合 → 20,000円に割引
◎ チームエントリの場合 → 48,000円に割引
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| ★YRS卒業生ならどなたでも参加できます★
□ 6月2日(土)YRSスプリント第4戦筑波
YRSを受講した方のステップアッププログラムとして開催しているスク
ールレースです。YRSスプリントはローリングスタートで始まる2ヒートの
スプリントレースです。初めて参加される方にはアドバイスもします。ご連絡
下さい。
・2007年YRSスプリント規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yss.shtml
| YRS卒業生で過去にYRSエンデューロ、YRSスプリント、YRSオー
| バルレースに参加したことのない方がYRSエンデューロ第4戦に参加され
| る場合、参加費を以下の通り割引します。
◎ 19,900円を14,000円に割引
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|3)近視、乱視、遠視。見えるままに。 トム ヨシダ
3月末にシェイクダウンテストを行ったEPロードスター。時間の関係で十
分な走り込みができないまま、5月6日に開催されたアイドラーズクラブ主催
のもてぎ300キロレースに参加した。
ドライバーは4名。シャーシ熟成のためのデータを取るためにボクも乗った
が、他の3名は卒業生。うち1名はもてぎのフルコースを走ったことはあるが、
300キロ耐久レースが開催された東コースは初めて。残りの2名はもてぎを
走ったことがない状態でのレース参加だった。
しかも当日は土砂降り。EPロードスターにはウインドシールドもワイパ
ーもない。まして1人を除きEPロードスターに乗るのはこの日が初めて。自
動車レースに初めてづくしで参加するのは一見無謀に映るかも知れないが、ボ
クには確信めいたものと大いなる期待があった。と言うのも、スタッフとして
ドライビングスクールを手伝ってくれている卒業生には、日ごろから「速さは
あくまでも操作の結果だ。速く走ろうとしないでクルマの限界を探りながらで
きる限り限界に近いところで走り続ける努力をするべきだ」と繰り返し言って
いる。しかもスタッフに登録している卒業生はドライビングスクールで乗った
ことのないクルマの同乗走行を幾度も経験している。確実にドライビングポテ
ンシャルは向上しているはずだし、クルマとの対話ができないわけがない。
だからスタッフとして協力してくれている卒業生のポテンシャルをさらに上
げるためのEPプロジェクトなのであり、卒業生とスタッフの肩書きを持って
いれば乗りこなせないのがおかしい状況でもあったわけだ。
実際、前にクルマがいるとコースがどこにあるのか見えないような状況の中、
準備不測で期待した速さこそ得られなかったものの全員がそれぞれのスティン
トを無事に消化しEPロードスターを初めてのチェッカーフラッグに導いた。
レース後、運転した卒業生に話を聞いた。全員が乗りやすいクルマだと言う。
してやったり、である。ポテンシャルの高いクルマを運転するのが難しいと思
うのは錯覚だ。速さという目的に向かって全てが集約されたクルマは乗り心地
とか快適さこそ犠牲にするが、本来の目的である速さに関してはずっと扱いや
すくなるものなのだ。もちろん、クルマとの対話ができなければ乗りこなすこ
とはできないが、ユイレーシングスクールが教える運転の手続きさえ身に付け
ていれば、速さに特化したクルマを乗りこなすのは難しいことではない。結局
のところ、人間がクルマとどう向き合ってどう付き合っていくかという点に全
てが集約される。だからEPロードスターなのだ。
夏ごろまでにはEPロードスターの製作費や改造個所の詳細を公表できると
思うが、ユイレーシングスクールとしては同じEP規定のロードスターを作る
人が現れるのを期待している。EPロードスターの数が増えれば、フォーミュ
ラカーも量産車改造のレーシングカーを使うまでもなく、アマチュアが今まで
の日本にない高いレベルのレースを体験できるはずだ。
・EPプロジェクト もてぎ300キロ耐久レーススナップ写真
http://www.avoc.com/ep/p03.html
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|4)YRS有料メールマガジンKOU創刊
ユイレーシングスクールではサーキットのみならず公道でも安全に楽しく運
転していただくことをテーマにメールマガジン(有料:月2回発行315円)
を創刊しました。安全に走るために何をやってはいけないか、クルマはどうや
って操作したらいいのか。気をつけて運転しているようでもちょっとした判断
で状況は一変します。安全に末永くクルマ生活を送るためのKOU。購読をお
勧めします。
・メールマガジンKOU案内頁
http://www.avoc.com/5media/kou/index.shtml
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□編集/文責:トム ヨシダ
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