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         Go−CircuitNo.229(07/21/07発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
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|1)もっと遠くへ				トム ヨシダ
|2)参加申し込み受付中
|3)YRS有料メールマガジン創刊

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|1)もっと遠くへ				トム ヨシダ
  7月16日。ユイレーシングスクールは開発中のEプロダクションロードス
ターを引っさげて初のYRS以外のレースに参加した。アイドラーズクラブが
主宰する12時間7分の耐久レースがそれ。舞台はツインリンクもてぎのフル
コース4.8キロ。ここに全国から142台ものクルマが集まり誰が一番遠く
まで走れるかを競い合った。
  車両のほうは開発中でもありまだ目指すポテンシャルを発揮するまでには至
っていないが、Aピラーを切り取り9点式のロールケージを組み込み、エンジ
ンは完全なストックながらフロントに4ポッドリアに2ポッドのブレーキを奢
っている。将来的にはラジアルタイヤで筑波サーキットコース1000を40
秒台で走れるクルマに仕上げたいので、今回もタイヤはダンロップのZ1を履
く。
  チームYRSのドライバーは11名。全員がYRS卒業生で、かつ日ごろス
タッフとしてYRSの活動を支えてくれているメンバーだ。しかしもてぎのフ
ルコースを走ったことのあるのは4名のみ。と言っても一人はカートで、一人
はかなり前に一度だけ、もう一人は事前にスポーツ走行をこなしただけ。5月
の300キロレースで東コースは体験した者が2名いるが、5名はレース本番
で初めてツインリンクもてぎを走ることになる。
  しかも車両が開発中ということもあり、ロードコースでEPロードスターを
体験したのはわずか11人中3名だけ。残りのドライバーは筑波サーキットの
ジムカーナ場で感触を確かめただけでツインリンクもてぎの広いコースに踊り
出ることになる。
  レースに参加するということは勝つことが目標でもあるから、車両も勝てる
だけのポテンシャルを備えドライバーもできるだけたくさん練習しておくにこ
したことはない。普通はそう考える。もちろんそうできればそうするほうがい
いのだが、逆に走でなければならないこともない。レース結果について「タラ・
レバ」はないとよく言われるが、レースの参加の仕方についても同じことが言
える。もっとクルマが速かったら総合優勝を狙えるのに。もっと練習できれば
あと何秒は縮まるのに。しかし、そうであってもそうなるという保証もないの
がレースなのだ。
  たくさんのクルマと競い合うのがレースだから一定の秩序がなければ危険だ。
が、それは車両の整備状態のことでありドライバーの走り方の話だ。総合優勝
を狙える体制でなければレースに出てはいけない、出るべきではないという話
では決してない。レースの秩序を乱さないことが確認できれば、本来ならばど
んな「速さ」のクルマもドライバーも自動車レースという競技に参加できてし
かるべきなのだ。
  要するに、レースに参加するということはできる範囲のことを精一杯やるこ
とに他ならない。自分達より速いチームをうらやんでも仕方ない。自分達に何
ができるかを検証し、可能性のあることを最大限結果につなげること。それが
レースだ。
  初めてづくしが多いという一見無謀な12時間レース挑戦だが、挑戦して何
が得られるかということになれば、それは全て参加者の意識次第。常日頃スク
ールでは「初めて乗るクルマでも30分あればそのクルマの限界を引き出せな
ければならない」、「初めてのコースでも30分走ればそのコースのコースレ
コードの1秒以内で走れるようにならなければならない」と言っているが、実
はそれを試す絶好の機会でもあったわけだ。
  朝3時半のゲートオープンと同時にピットの設営など出走準備に奔走し8時
のスタートを迎える。果たして結果はどうであったか。アイドラーズクラブの
エントリリストにはメーカー名こそ書いてあるがモデル名がないので詳細は分
からないのだが、とにかくフェローズというクラスで27位。総合では29位
でフィニッシュすることができた。
  総合優勝のクルマが242周する中215周を消化したEPロードスター。
チームYRSが1032キロ走る間に優勝車は130キロも遠くに行ってしま
った。今回の体制を考えれば215周は順当な結果だとも言えるが、ではEP
ロードスターとドライバー自身のポテンシャルを12時間にわたって100%
発揮した末に得た結果なのか。
  耐久レースは人生の縮図だ。結果はともあれ、結果を得るための過程ではク
ルマと他のドライバーと、そして自分自身と対話し議論し少しでも遠くにいく
ためにせめぎ合う場だ。だから秩序が守れるのならばレースに参加してしまっ
たほうがいい。そこから全てが始まる。

  最後に、今回ユイレーシングスクール卒業生が蓄積してきたものを存分に発
揮する機会を与えて下さった清家さんを初めとするアイドラーズクラブの方々
にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。特に142台ものクルマが入れ替わ
り立ち代わり訪れるピットで休むまもなく記録をとっていたピット監視員の方々
に対しては頭が下がる思いです。ありがとうございました。

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|2)参加申し込み受付中

      〓〓〓〓以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です〓〓〓〓
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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 7月28日(土)YRSエンデューロ第5戦筑波
  今年最後の筑波サーキットコース1000で行われるYRSエンデューロ。
YRS卒業生で過去に参加されたことのない方同士で、あるいはソロエントリ
される場合は参加費の割引があります。まだ申し込めますので詳しくはお問い
合わせ下さい。

・YRSエンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yes.shtml
・YRS問い合わせ
03ma@avoc.com

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 7月28日(土)YRSスプリント第5戦筑波
  今年最後の筑波サーキットコース1000で行われるYRSスプリント。Y
RS卒業生で初めて参加される方には参加費割引の特典があります。詳しくは
お問い合わせ下さい。

・YRSスプリント規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yss.shtml
・YRS問い合わせ
03ma@avoc.com

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 8月31日(金)YRSオーバルスクールもてぎ
  今年2回目。YRSオーバルの中では最大のオーバルコースを使ったスク
ールです。YRSオーバルスクールもてぎはもちろんドライビングテクニック
の習得を目的にしていますが、速度が高いので走るだけでも痛快です。サーキ
ットを走ったことのない方は一度高速コーナリングを味わってみて下さい。安
全に高い速度でコーナリングするためのコツを順序よくお教えします。

・YRSオーバルスクールもてぎ開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosm.shtml

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        ★YRSオーバルスクール卒業生ならどなたでも参加できます★
■ 8月31日(金)YRSオーバルレースもてぎ
  ユイレーシングスクールが日本に持ち込んだショートトラックレース。YR
Sオーバルレース4年目を迎えました。毎回接戦に次ぐ接戦。速さはもちろん
のことレース戦略に長け集中力を保たないとショートトラックレースでの好成
績は望めません。クルマを使った最も単純な同時出走の競技に参加してみては
いかがですか?ふだん経験できない高揚感と走りきった後の心地よい疲労感が
味わえます。 

・YRSオーバルレースもてぎ開催案内
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 9月14、15日(金、土) YRSツーデースクールFSW
  先のことになりますが、今年は2月に開催して好評だったYRSツーデース
クールFSWをもう1回開催します。1日目にジムカーナ場でスレッシュホ
ールドブレーキングとYRSオーバルFSWを使ったコーナリングの練習。場
所を宿に移して走り方を徹底検証する座学と懇親会。2日目はショートコース
でハイスピードブレーキングの練習とリードフォローによるコースの習熟。サ
ーキットを初めて走る方でもベテランと遜色ない速さで走ることができるよう
になるクルマ漬けの2日間。あなたの運転がこなれること間違いなし。FSW
ョートコースは苦手という方もぜひ参加して下さい。

・YRSツーデースクールFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/y2ds.shtml
   
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|3)YRS有料メールマガジンKOU創刊
  ユイレーシングスクールではサーキットのみならず公道でも安全に楽しく運
転していただくことをテーマにメールマガジン(有料:月2回発行315円)
を創刊しました。安全に走るために何をやってはいけないか、クルマはどうや
って操作したらいいのか。気をつけて運転しているようでもちょっとした判断
で状況は一変します。安全に末永くクルマ生活を送るためのKOU。購読をお
勧めします。

・メールマガジンKOU案内頁
http://www.avoc.com/5media/kou/index.shtml

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□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□Copyright:Yui Racing SchoolCo.,Ltd.
□Copyright:1986-2006  AVOCCORPORATION
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もしくは引用されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。
宛先:03ma@avoc.com
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