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         Go−CircuitNo.230(09/09/07発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
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|1)エネルギーを変換する				トム ヨシダ
|2)参加申し込み受付中

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|1)エネルギーを変換する				トム ヨシダ
  噴出し口から出ているエアコンの風を頬に当てながらクルマを走らせたこと
はありますか?  経験したことのない方はぜひやってみて下さい。
  風量は一番弱くてかまいません。頬に風が当たるのをかすかに感じられるこ
とができればいいのです。そのままふだん通りに運転してみて下さい。歩くよ
うな速さにまで速度を落として曲がるような角を走っていると、頬に当たる風
の向きが変わるのを感じるはずです。クルマが曲がり始めると同時に風の向き
が「ススッ」と変わり始め、角を曲がり終えるといつの間にか元に戻る。
  科学的にその理由を究明してもらったわけではないのであくまでも推測です
が、クルマが走っている時、例えそれが時速5キロでもクルマが乗っているあ
なたと共にとてつもなく大きなエネルギーを内包した物体として移動している
からではないでしょうか?
  エネルギーを蓄えた物体が曲がるからこそ、噴出し口から穏やかに流れてく
る空気の向きが変わるのではないでしょうか?
  そのエネルギーとは、ブレーキングの時にあなたの身体を前につんのめさせ
ようとする、あるいは加速の時にあなたの身体をのけぞらせようとする慣性力
と同じようなものです。大きなエネルギーの向きが変わるわけですから、なん
の妨げもなくそれまでそうであたように自由に流れている風の向きが変わるよ
うに感じる。そんなことだと思います。
  1トンを超える質量の物体が移動する。考えてみて下さい。その『勢い』を
実感として確かめることは出来ませんが、我々の想像をはるかに超える大きな
もののはずです。しかしクルマと共に移動している我々にはそれを感じること
が難しい。否、感じることはできているのですが、実感としてとらえているの
はブレーキが効かない、加速が鈍い、フロントが逃げるといった速さから逆算
した現象としてとらえているに過ぎないと言えるでしょう。
  しかし物理学を持ち出すまでもなくクルマが大きなエネルギーを蓄えて走っ
ていることを我々は承知しています。ところが、その『勢い』は速く走れば走
るほど加速度的に大きくなる性質のものであることを見過ごしがちです。実際
には速度の二乗に比例して大きくなっているはずなのですが、その大きさをと
らえることができないばかりか、ますます進化するクルマとタイヤはその大き
さをわかりにくくしているのが実情です。
  クルマを走らせる時。スロットルとブレーキとステアリングを速さだけを物
指しとして操作し目的を達成しようとする。確かに目的を達成すること、目的
に近づくことは出来るかも知れませんが、その過程でエネルギーに逆らって操
作している可能性があることを忘れないほうがいいかも知れません。

  クルマを運転すること。それは『勢い=エネルギー』を変換することことで
ある言っても差し支えないでしょう。減速のためにエネルギーを減らし、エネ
ルギーをもらさず溜め込みながら加速する。大きなエネルギーの向きをできる
だけ効率よく変える。
  クルマを上手く操る人の典型と言われるF1ドライバーは、クルマの『勢い』
を実体として感じることができて、その『勢い』の大きさと方向を自由自在に
変えることのできる人達ではないか。時速330キロを超えるスピードからこ
ともなげにパラボリカコーナーに進入していくシーンを見ながら改めてす思い
ました。

  みなさんも少しばかりクルマの『勢い』を意識しながら運転してみてはどう
でしょう。

  YRSオーバルでの到達速度は高々100キロです。それでも半径20m前
後のコーナーに進入するには十分速い速度です。ユイレーシングスクールでは
これからも速く走るよりもエネルギーを自在に操れることを眼目に活動してい
きます。

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|2)参加申し込み受付中

      〓〓〓〓以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です〓〓〓〓
  
  ユイレーシングスクールの全てのブレーキング練習、定常円練習はFMラジ
オによるリアルタイムアドバイスを聞きながら行います。
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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 9月18日(火)YRSオーバルスクール浅間台
  速さはもちろん上手いドライバーを育ててきたYRSオーバルスクールのル
ーツがYRSオーバルスクール浅間台です。YRSオーバルの中で最もストレ
ートの長さに対するコーナーの曲率が小さくトランジッションの理解と習得に
はうってつけのコースです。
  周回路を速く走ろうとする時に、何が速さに結びつき何が速さを損なうかF
Mラジオを通してリアルタイムにアドバイスします。サーキットを走るためだ
けではなく、公道の運転にも役立つ操作のコツと心構えをお教えします。

> YRSオーバルスクール浅間台参加者の特典
9月18日、11月6日いずれかのYRSオーバルスクールを受講した方が2
008年のYRSオーバルレースに参加される場合はデビュー線の参加費を無
料といたします。ただし今までにYRSオーバルレースに参加したことのない
方が対象となります。
> 定員に達するまで申し込みを受け付けますが、14日以降に申し込まれる方
は参加費を当日の受付でお支払い下さい。

・YRSオーバル浅間台歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yoa,s,b1
・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosa.shtml

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 10月3日(水)YRSドライビングワークショップ筑波
  YRSドライビングワークショップの目的はクルマに対する理解を深め安全
に楽しく運転してもらうことです。クルマの操作は公道を運転する時も自動車
レースに参加する時も基本は同じです。どう操作するとどうクルマがうごくか
という因果関係を知っておくことはクルマを運転する人にとって非常に重要で
す。ご自分の運転を見直すためにも、正しい運転の方法を習得するためにも受
講をお勧めします。

・YRSオーバル筑波歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yot,b,01
・YRSドライビングワークショップ筑波開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwt.shtml

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 10月19日(金) YRSドライビングスクールFSW
  2000年から数多くの卒業生を輩出してきた筑波サーキットドライビング
スクールの富士スピードウエイ版です。午前中にジムカーナ場で定常円練習を
行いコーナリングの基本を身につけ、午後はショートコースで高速での姿勢制
御に挑戦します。サーキットを走ったことのない方も、サーキットを走るつも
りのない方も受講できます。YRSならではの合理的な教習方法で理にかなっ
た運転を見につけませんか?

・YRSオーバルFSW歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yof,b,01
・YRSドライビングスクールFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/fds.shtml

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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 10月20日(土)YRSオーバルスクールFSW
  44mx104mのYRSオーバルFSWを舞台にコーナリングの基本とト
ランジッションの実際を学びます。クルマの運転で最も重要なタイヤの限界内
で走ることが自然に身につく合理的なカリキュラムを提供しています。900
名の歴代ラップタイムを参考にご自身のドライビングポテンシャルがどの程度
のものか検証してみませんか?

・YRSオーバルFSW歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yof,b,01
・YRSオーバルスクールFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosf.shtml

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        ★YRSオーバルスクール卒業生ならどなたでも参加できます★
■ 10月20日(土)YRSオーバルレースFSW
  2007年YRSオーバルレースシリーズ第7戦。日本で最も敷居の低い自
動車レースです。初めての方にはレースの走り方、駆け引きをお教えします。
オーバルスクールを卒業された方は一度ヨーイドンの興奮を味わってみて下さ
い。

・YRSオーバルレースデモビデオ
http://www.avoc.com/5media/video/movie.php?t=oval2006-race
・YRSオーバルレース規則書
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml
   
********************************************************** 奥付け ****
□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□Copyright:Yui Racing SchoolCo.,Ltd.
□Copyright:1986-2006  AVOCCORPORATION
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もしくは引用されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。
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