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Go−Circuit No.284(2/4/10発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。思い通りに走らせるのはもっと楽しい●しか
しクルマがなかなか思うように動かない時がある●クルマの運転は簡単そうで
難しい●が、難しいことに感謝しなければならいない●難しいからこそうまく
できた時の喜びは大きい●うまくなろうとする過程がまた楽しい●うまくなろ
うとするから工夫する●今の時代、クルマを使い倒さなければもったいない。
|| Proud of Our Tenth Anniversary ||
》》》Be Smarter, Drive Sater, and Drive Faster! You can do it!!《《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) 2月9日(火)YRSドライビングスクール募集中
|2) クルマの運転は科学だ トム ヨシダ
|3) 参加申し込み受付中
|4) ご要望に合わせたドライビングスクールを開催します

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|1) 2月9日(火)YRSドライビングスクール募集中
2月2日(火)に予定していた今年1回目のYRSドライビングスクールが
雪のために中止になりました。ユイレーシングスクールでは2月9日(火)を
代替日にしましたが、当初参加を申し込まれていながら都合で参加できない方
が折られます。現時点ではきわめて少人数での開催になります。
YRSドライビングスクールは午前中に3つのコースを並行して走りますの
で人数が少ないと人間にもクルマにも負担が大きくなります。改めてYRSド
ライビングスクールの参加を募集していますので、真円コース、スラロームコ
ースを走ってみたい方、ブレーキングの練習をしたい方の申し込みを歓迎しま
す。
今回は午後のオーバルコース走行をYRSオーバルロングで行う予定です。

・YRSドライビングスクール開催案内&申し込みフォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=fds

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|2) クルマの運転は科学だ トム ヨシダ
あるニュースに興味深い記事が載っていた。以下は時事通信のニュースから
の引用だ。

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★ 先に抜くのは不利=荒野の決闘、化学実験が証明
 荒野の決闘で、ジョン・ウェインやクリント・イーストウッド扮(ふん)す
る「正義のガンマン」が、先に銃に手を掛けた悪漢を電光石火の早業で撃ち倒
すシーンは西部劇でおなじみだが、先に銃を抜こうとするのは不利になること
が、英研究チームの行った人間の反応速度に関する実験で分かった。3日付の
英紙タイムズなどが報じた。
 「決闘」のシミュレーション実験を行ったのは、英バーミンガム大学のアン
ドルー・ウェルチマン博士のチーム。拳銃を相手より先に抜こうとする意識的
な行動よりも、相手の行動を見て本能的に反応する方が速いことが判明した。
 実験には54人が参加。拳銃の代わりに押しボタンを使い、相手より速くボタ
ンを押そうとする時間を計測した。自らの意思で最初にボタンを押す場合と、
相手の手の動きに反応して押す場合の時間を計ったところ、後者のほうが平均
0.02秒速かったという。
 同博士は「意識的に行動する場合と本能的に外部の動きに反応する場合の二
つの速度を計測したのは初めて」としている。
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こういう話はいい。想像力をかきたててくれる。
以前に取り上げた競馬馬と騎手の関係の話もそうだったが、人間の行動を科
学的に解析した結果は、われわれの思考に刺激を与えてくれる。筆者はこの手
の話が大好きだ。

その昔。と言うより大昔になるかも知れないが、まだ白黒のテレビが全盛だ
ったころの話。
少年にとってカーボーイはあこがれの的の「ひとり」だった。今にして思え
ば日本にいながら西部劇に自分を映しても現実味はなかったのだが、ヒラヒラ
のついたズボンをはき、くわえタバコで悪徳保安官をやっつけるガンマンは、
帽子をキリッとかぶったパイロットとならんで最高にかっこいい存在だった。
割り箸を輪ゴムで組んで作ったゴム鉄砲を片手に、荒野ならぬ近所の空き地で
決闘ごっこをした日が懐かしい。
なぜかっこいいと思っていたのか。それは、悪人より後でホススターに手を
伸ばすくせに、必ず悪い人間を倒してくれたからだ。そのすばやいガンさばき
は天賦の才として少年の眼に映っていた。あんな大人になりたい。誰よりも速
く抜き撃ちができるようになりたい。その動作そのものがあこがれだった。

そしてこのニュース。科学的に解析すると後からガンを抜く方がはたし合い
では有利だという。そうだったのか。『後撃ち』は必ずしも不利ではなかった
のだ。実験の結果を信用すると、ガンマンが先に手を動かしていたら悪者にや
られてしまっていたかも知れない。合理的な根拠があったから相手を倒すこと
ができたのだ。そうなるべくしてなったのかも知れない。

が、大人になった少年は、だからといってがっかりはしないものだ。
「後からガンを抜く不安をコントロールすることができたガンマンはやはり
すごい」と考える。「相手を倒そうという意識を消し、あくまでも相手の動き
に反応する精神力はたいしたものだ」とガンマンを再評価する。
そして、抜き撃ちとクルマの運転に共通するものがあると論理を展開する。
無意識行動の方が反応時間が短いという実験結果をユイレーシングスクールの
宣伝に使う。

クルマを運転する場合、操作自体が速い必要はない。速く走れば走るほど単
位時間当たりの移動量が増えるのだから、速く走る場合にはむしろゆっくり操
作しなければならない。
しかしクルマの動きに対する反応時間が速いことは必要だ。「あっ、テール
が流れた。カウンターステアをあてなければ」と考えていてはクルマがスピン
してしまう。テールが流れると同時にカウンターステアをあてていなければな
らない。
と言っても、反射神経が鋭い人が速く走れて鈍い人は速く走れないというわ
けではない。もちろん常人に備わっているほどの反射神経は必要だが、ここで
いう反応時間を左右するのは、意識して操作しているか無意識に操作している
のかという点に絞られる。

今回、無意識行動のほうが意識行動よりも反応時間が短いことを英バーミン
ガム大学が実証したことがニュースになったが、実は、クルマの運転を教える
現場では50年前から無意識行動で操作することに主眼をおいていた。筆者が
80年代にジムラッセルレーシングスクールのインストラクターをしていた時
にも、口をすっぱくして「Do Not Anticipate,Do Rea
ct」と言っていたものだ。考えながら走ってはいけない、反応することが必
要だと教えるのだが、その理由はもうおわかりだろう。

無意識行動で操作するほうが反応時間が短くなることが実証された今、やは
り無意識に操作できるようになることは意味がある。わかっていながら、つい
つい考えながら運転してしまう人もいるだろう。どうしたらいいのか。
方法はふたつ。ひとつは反復練習をすること。それも自分の限界と思うとこ
ろより少し手前で繰り返すことが大切だ。もうひとつは、自分の意思で頭の中
を空っぽにすることだ。どうやって?クルマの動きを感じることに100%集
中すれば『ヨコシマナコト』を考える余裕がなくなるはずだ。

できるかどうかはその人次第だが、ユイレーシングスクールがオーバルスク
ールを開催しているのは、実は無意識行動による操作に慣れてもらうことが目
的だ。そうなれるかどうかもその人次第だが、ユイレーシングスクールがオ
ーバルレースを開催しているのは、頭の中を空っぽにして走る体験をしてもら
のが目的だ。ぜひ一度YRSオーバルスクールに参加してみてほしい。

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|3) 参加申し込み受付中 & YRSスケジュール
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
| ◆ ◇ ◆ クルマの運転の楽しさを味わってみませんか? ◆ ◇ ◆
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。開催日
| 前3日を過ぎてからの申し込みは受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
| 振り込まれた方は振り込んだことを証明するものを受付で提示して下さい。
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|■ 2月23日(火) YRSオーバルスクールFSW
YRSのオリジナルカリキュラムのオーバルスクール。本格的なレースで活
躍しているYRS卒業生は全員このYRSオーバルスクールで腕を磨きました。
クルマの操作で最も難しいのがクルマの進む方向とクルマが内包するエネル
ギーの方向を一致させることです。このふたつがずれた場合にアンダーステア
やオーバーステアが発生します。
YRSオーバルスクールはテクニックはもちろん、概念的にもクルマの性能
を引き出す方法をオーバルコースを使ってお教えします。サーキットを走るつ
もりのない方もクルマの動かし方の基本を体験することで、よりいっそうの安
全運転ができるようになります。

・YRSオーバルスクールFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=osf#0

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|■ 2月27日(土) YRSエンデューロ筑波
今年で10年目を迎えるYRSエンデューロ。今までと同じくチェッカーフ
ラッグ優先の時間レースとして開催します。
今回もソロエントリを受け付けます。また基本的にYRS卒業生を対象とし
ます。

・YRSエンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yes#0

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|■ 2月27日(土) YRSスプリント筑波
YRSスプリントも今年で10年目を迎えます。ルールの設定次第ではミニ
サーキットでも十分楽しく本格的なレースが開催できることを証明したYRS
スプリント。安全にヨーイドンを体験したい方は参加してみて下さい。
基本的にYRS卒業生を対象とします。

・YRSスプリント規則書
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yss#0

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|■ 2月27日(土) YRSタイムトライアル筑波
>>> どなたでも参加できます。どんな車両でも参加できます。

筑波サーキットコース1000のオープンと同時にYRSが開催したYRS
筑波タイムトライアルが復活します。前回同様どなたでも参加することができ
ます。ただし使用するタイヤには制限があります。
今回のタイムトライアル。とことん速さを競っていただくためにコース上を
走る台数を3台に絞りました。何の束縛もなく自由に速さを追求することがで
きます。腕に覚えのある方はYRSの筑波サーキットコース1000歴代ラッ
プタイムを書き換えて下さい。

・YRSタイムトライアル規則書
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=ytt#0

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|■ 3月20、21日(土日) YRSツーデースクール
クルマの運転を理解するためには体系だった練習が必要です。YRSツーデ
ースクールは1日目に操作の基本を反復練習し2日目にサーキットを走行する
カリキュラムで、飛躍的にクルマの操作に馴染むことができます。
1日目は広大な駐車場で真円コース、スラロームコースをできるだけ速く走
る練習をしながら、クルマの姿勢変化を制御するブレーキングの練習を行いま
す。午後にはYRSオーバルコースFSWを使ってコーナリングの練習をしま
す。
2日目は終日FSWショートコースを走りますが、コース歩行、リードフォ
ローを行いますのでサーキットを初めて走る方も安心して参加することができ
ます。
どなたでも、ノーマルのクルマでも参加できます。クルマの運転を身体に馴
染ませたい方はぜひYRSツーデースクールに参加して下さい。(尚、今年か
ら一部のSUVではショートコースを走れなくなりましたので、SUVで参加
を予定されている方は事前にご相談下さい。)

・YRSツーデースクール 開催案内&申し込みフォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=2ds

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|4) ご要望に合わせたドライビングスクールを開催します
ユイレーシングスクールの活動開始直後から関東以外でスクールをやらない
のか、という問い合わせをいただいていました。現在は関東に限っていますが、
他の場所でも開催する方向で考えたのがYRSカスタムドライビングスクール
です。 
ユイレーシングスクールではカークラブ単位や仲間同士で受講できるドライ
ビングスクールを開催します。カリキュラムは幹事の方と相談して決めますの
で、ご要望に沿った内容のドライビングスクールをあつらえることができます。
基本的にはサーキットなりジムカーナ場を占有しての開催になります。ご希
望があれば関東以外での開催も可能です。幹事の方にお問い合わせいただけれ
ば、こちらから可能なプログラムを提案させていただきます。

・YRS フォー ユー 案内頁 
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=ypy
・YRS問い合わせ
ma2008@avoc.com

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□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
■問い合わせ:090−6539−4939(朝8時〜夜9時)
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□Copyright:Yui Racing SchoolCo.,Ltd.
□Copyright:1986-2008 AVOC CORPORATION
本メールマガジン、オリジナルサイトの全部、または一部を複製もしくは引用
されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。
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