≡≡ Yui Racing School presents ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
Go − Circuit No.161 (04/28/03発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかし安
全に速く走 らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していないと楽し
くもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「クルマさ
んとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングスクール
からの提案です。
<<標語>> 公道では安全運転、サーキットではそれなりに。
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☆ 筑波サーキットコース1000ラッピングデー参加者最終募集
☆ YRS第3戦参加受付中
1) 筑波サーキットコース2000ラッピングデー参加募集
2) Money Back Guarantees = YRSオーバルスクール浅間台
3) YRS感謝デー参加者募集開始
4) ハウツースタート 何から始めよう
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☆ 筑波サーキットコース1000ラッピングデー参加者最終募集
★ ★ どなたでも参加できます ★ ★
ユイレーシングスクールでは5月8日(木)に筑波サーキットコース1000にお
いてラッピングデーを開催します。ユイレーシングスクールのメールマガジン
読者にだけのご案内です。過去にYRSに参加されたことのない方でも参加で
きます。コース1000を走り込みたい方、シニアインストラクター、トムヨシダ
流の安全に速く走る方法を聞いてみたい方はぜひ参加して下さい。
募集台数:36台
走行台数:1クラス12台まで
クラス:3クラス(クラス分けはYRSが行います)
走行時間:合計1時間(20分x3セッション)
参加費:12,500円。(保険料込み。計測器カバーは別途)
集合時間:11時30分
質疑応答:11時30分〜12時45分
走行開始:1時
・ラッピングデー参加申し込みフォーム
http://www.avoc.com/application/application_yrs.cgi
・ラッピングデー参加者数確認
http://www.avoc.com/application/check_yrs.cgi
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☆ YRS第3戦参加受付中
YRS第3戦。筑波スプリントと筑波エンデューロの開催日が迫りました。参
加を検討している方はお早めにお申込み下さい。
・筑波スプリント規則書
http://www.avoc.com/2school/2yrs/yts_guide.htm
・筑波エンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2school/2yrs/yte_guide.htm
また当日の観戦は無料です。日本で最も手軽なレースを見てみたい方のおいで
をお待ちしています。観戦の方の車はパドック奥の駐車スペースに停めていた
だきます。観戦される方もYRSスタッフに気軽に声をかけて下さい。お子さ
ん連れの方は事務所棟2階をご利用いただけます。お申し出下さい。
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1) 筑波サーキットコース2000ラッピングデー参加募集
YRSでは5月30日に筑波サーキットコース2000でラッピングデーを開催し
ます。どなたでも参加することができます。コース2000を走行したことのある
方もない方もこの機会に「少しだけ速い」コーナリングを味わってみてはいか
がですか?
開催要項は以下の通りです。
◎募集クラスと台数
A)コース2000を走ったことのない方 - 20台
B)コース2000の経験者で走り方を研究したい方 - 25台
C)コース2000の経験者で次のステップを目指す方 - 25台
※規定の30台より少ない台数で走りますので余裕をもって走れるのがYRS
の特色です。
◎走行時間
走行:午前8時〜10時
ウォーミングアップ:10分
ラッピング1:15分
ラッピング2:15分
◎プログラム
A)最初のセッションでリードフォローを行い基本的な走行ラインを体験して
もらいます。その後は自由に走っていただきますが、追い越しはホームストレー
トとバックストレートに限定します。コーナーへのブレ−キングから脱出まで
自身のペースで自身のラインを通ることができます。
B)自由に走行していただきますが追い越しはホームストレートとバックスト
レートに限定します。コーナーでの追い越しがありませんからブレ−キングか
ら脱出まで自身のラインを通ることができます。
C)安全な範囲内で自由に走行していただきます。
◎参加費
・5月20日までの申込み:各クラスとも1台14,500円
・5月21日以降の申込み:各クラスとも1台15,500円
※ 別途筑波サーキットの保険料500円がかかります。当日受付けでつり銭
のいらないようにお支払い下さい。
◎参加申込み
参加費を送金してから以下の頁の申込みフォームに記入して送信して下さい。
希望されるクラス分けを間違わないようにお願いします。
http://www.avoc.com/application/application_yrs.cgi
◎特典
・申し込まれた方の特典として、メールで走り方についての質問をいただいた
場合は具体的にそうすればいいかをお答えします。
あて先:mail@avoc.com
◎その他
・参加は筑波サーキット公式ドライビングスクールの規定に則ったものとしま
す。ただし最近コ−ス2000では整備不良もしく不適切な改造による車両火災が
起きています。十分に車両を点検してから参加して下さい。
・走行前と走行後にミーティングを行い疑問点にお答えします。
・当日のスケジュールは申し込まれた方にメールでお送りしますが、集合は午
前6時半を予定しています。
・当日は全ラップの計測を行います。計測器用の単3乾電池4本を持参して下
さい。
◎走行マニュアル
・申し込まれた方には事前に筑波サーキットの走行マニュアルを無料でお送り
します。基本的な走り方と走行上の注意を説明したものです。
・YRSでは筑波サーキットを安全により速く走るためのマニュアルも用意し
ています。こちらは有料で一部1,000円です。希望される方は参加費を送
金する際に1,000円を余分にお送り下さい。その上で申し込みフォームの
コメント欄にマニュアル希望と記入して下さい。
・どちらも申し込まれた方に、申込み後3日以内にメールでお送りします。
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2) Money Back Guarantees = YRSオーバルスクール浅間台
★ ★ 参加してみて成果がなかったら受講料返却 ★ ★
5月20日(火)。成田空港に近い浅間台スポーツランドでYRSオーバルス
クールが開催されます。YRSが設定したオーバルコースはクルマの挙動を察
知するのにうってつけのレイアウトになっています。しかもコーナリングに失
敗しても広いエスケープゾーンがあるのでクルマが何かにぶつかるということ
はありません。
YOSAはオーバルコースを走るための練習ではなく、クルマのトランジッシ
ョンを正確に行えるようになるためのカリキュラムです。クルマを意のままに
操りたい方はYOSAに参加することをお勧めします。シニアインストラクタ
ー、トムヨシダの話を聞くだけでも参加する価値はあります。参加してご自身
の操作に進歩が見られなかった場合、プログラムに満足できなかった場合は受
講料を全額(送金手数料を差し引いて)返却します。
・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/2school/2ydw/yosa_guide.htm
・YRSオーバルスクール浅間台参加者数確認
http://www.avoc.com/application/check_ydw.cgi
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3) YRS感謝デー参加者募集開始
今年も春のYRS感謝デーを開催する予定でしたが、当日掘り起こしていただ
くために植えたジャガイモの生育が悪く開催時期をうかがっていました。最終
的に以下のように決定しましたのでお知らせします。粉吹き芋、ベイクトポテ
ト、バーベキュー、YRS特製焼きそばを食べながらベンチレーシングを行い、
土いじりにいそしみます。みなさまの参加をお待ちしています。
日時:6月8日(日)−雨天の場合は6月22日(日)
場所:久我農園(千葉県長生郡一宮町)
参加費:大人4000円(飲み放題)、子供2000円。ともにおみやげ付き。
申し込み方法:件名に感謝デーと書き、以下の項目を記入したメールを送って
下さい。
参加者名:
電話番号:
同伴者(大人): 名
同伴者(小人): 名
あて先:admini@avoc.com
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4) ハウツースタート 何から始めよう
先日、筑波サーキットコース1000で行われた某メーカー系チューニングパーツ
メーカー主催の走行会を見る機会がありました。小雨にはなったものの、前夜
からの雨でコースは完全にウエット。いくつかのクラスに分かれたクルマがコー
スイン。ラッピングを始めます。
経験の多い人が集まっているクラスでもラップタイムに大きな開きがあります。
慎重にコーナーにアプローチしていく人。とにかく我慢できるところまでブレー
キを遅らせて姿勢を乱しつつコーナーに入っていく人。実際、かなりのクルマ
がスピンしていました。アンダーステアが消えずコースアウトしたクルマもあ
りました。毎周同じようなラインを同じように走る人のほうが少ないありさま
でした。もちろんどのように走ろうと走っている人の勝手ではありますが、も
し走っている人が「速く走ろう」と運転しているのであれば見逃せない致命的
な欠点が見受けられました。
それはコーナリング速度の最下点が点であることです。
ふつうサーキットを走っているとコーナーにさしかかります。おそらくその手
前は短いかもしれませんが直線でしょう。コーナーを抜けると、これまた短い
かもしれませんが直線があるはずです。直線では性能を100%生かして加速
できるクルマも、コーナーではそれなりに速度を落として走らなければなりま
せん。コーナーではクルマに遠心力が働くため、遠心力に打ち勝つことにタイ
ヤのグリップが使われるからです。加速に使えるタイヤのグリップが残ってい
ないのです。つまり、コーナーを抜けるということは、速度を基準に見ればク
ルマが加速から減速してまた加速を行うことになります。
おわかりでしょう。減速が終わった時点がそのコーナーに対して最も速度の遅
い個所です。それでは、サーキットをできるだけ速く走るという目標にそって
考えた場合、理想的にはその速度の最下点とは「点」なのでしょうか、それと
もある程度の距離がある「区間」であるべきものなのでしょうか?
少なくとも先日の走行会で見たクルマのほとんどは「点」でした。ブレ-キン
グが終わった瞬間が最も速度が最も低くなるのですが、それはほんの一瞬。ブ
レーキからスロットルに足を戻す時間でしかなかったのです。ほとんどのクル
マは減速を終わるや否や加速を始めていた、ということです。いかにも速く走
っているというイメージがあるではないですか?目いっぱいの加速、思いっき
りのいい減速、そしてまたもや加速。運転していても小気味いいはずです。し
かしながら理論的に言うと、最下点が「点」であるならば、ほとんどの場合も
っと速く走れる可能性を残しています。はっきり言えば、最下点が「点」であ
るうちは『遅い』ということです。
もちろんコーナーの形状、大きさ、速度域によって異なりますが、クルマが
「右向け右」をができない思い機械であることを考えれば最下点は「点」には
なり得ないのがわかると思います。クルマの向きを変えながら、その上に減速
から加速に瞬時に移るなんて芸当はクルマが最も嫌うところです。でも人間の
感覚はおかしなもので、自分が速く走ろうとして操作をしているかぎり自分を
疑いません。クルマの都合ではなく、あくまでも人間主体に判断するのです。
その結果、もっと速く走れる方法があるとしても、自分が速く走ろうと『ひっ
ちゃき』になっているほうがかっこいいと思っているのです。
少し言い過ぎかも知れません。しかし毎回同じコーナーで同じように挙動を乱
しているクルマを見ると、いったい何のために走っているのだろうかと疑問が
わいてきて仕方がないのです。本人はそれでかまわないのかもしれませんが、
そこには他人に及ぶかもしれない危険も潜んでいるのです。
コーナリング速度の最下点。もし速く走りたいのなら最下点を「区間」に求め
ることです。操作から見れば「点」であるよりも難しくなります。なにしろ長
い距離にわたって速度を底上げしようというのですから。でもできない相談で
はありません。「区間」にすることで、速度を落とさなければならないコーナー
を少しでも直線に近い形に変身させるのです。
どう操作すれば「点」が「区間」になるか考えてみて下さい。回答がわかった
ら、YRSドライビングワークショップ浅間台かYRSオーバルスクール浅間
台に来て大きな定常円で実際に検証してみて下さい。クルマが操作ひとつで見
違えるように速く走るのを体感することが出来ます。
ユイレーシングスクールはみなさんが安全に速く走れるようにお手伝いします。
人間は走らず(慌てず)、クルマに走ってもらう。少しだけ限界を超えてクル
マの癖を確かめる。免許を取り立ての人でも出て欄の人でもできることです。
ユイレーシングスクールはその方法をお教えします。
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