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Go−CircuitNo.264(01/30/09発行)
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●クルマを走らせるのは楽しい。思い通りに走らせるのはもっと楽しい●しか
しクルマがなかなか思うように動かない時がある●クルマの運転は簡単そうで
難しい●が、難しいことに感謝しなければならいない●難しいからこそうまく
できた時の喜びは大きい●うまくなろうとする過程がまた楽しい●うまくなろ
うとするから工夫する●今の時代、クルマを使い倒さなければもったいない。
|| Proud of Our Tenth Anniversary ||
》》》Be Smarter, Drive Sater, and Drive Faster! You can do it!!《《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) 10周年企画 第一弾 『YRS運転虎の巻』進呈
|2) 参加申し込み受付中
|3) クルマを走らせる その8 トム ヨシダ
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|1) 10周年企画 第一弾 『YRS運転虎の巻』進呈
9年間で延べ10,063名の卒業生を送り出したユイレーシングスクール
では、10周年を記念して運転がうまくなる『YRS運転虎の巻』を2009
年に受講される方にさしあげます。
対象となるイベントは
・YRSドライビングワークショップ(FSW、筑波)
・YRSドライビングスクール(FSW、筑波)
・YRSオーバルスクール
・YRSツーデースクール
・吉田塾
・YRSエンジョイドライビング(4月以降開催予定) です。
毎月異なるテーマを設け、読み進めると運転に対する理解が深まるように作
られています。理論の解説と併せて日常でできる練習方法についても説明して
います。
2月のテーマは、「ドライビングポジションの重要性と適正がドライビング
ポジションの見つけ方」です。『YRS運転虎の巻』はスクールの総括の時に
お渡しします。
今年こそクルマを思い通りに操りたいと思う方はユイレーシングスクールを
ぜひ受講して下さい。
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|3) 参加申し込み受付中
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
| ◆ ◇ ◆ クルマの運転の楽しさを味わってみませんか? ◆ ◇ ◆
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。開催日
| 前3日を過ぎてからの申し込みは受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
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|■ 2月14日(土) 2009YRSエンデューロ第一戦 筑波
ユイレーシングスクールでは今年もエンデューロレースを開催します。今年
もテーマは人間の知恵と工夫でクルマをより遠くまで走らせることです。レ
ースフォーマットは130分のチェッカー優先耐久レースです。今年もソロエ
ントリを受け付けます。詳しくはお問い合わせ下さい。
・2009YRSスプリント第一戦 筑波 規則書
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yes
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|■ 2月14日(土) 2009YRSスプリント第一戦 筑波
今年もロードスタークラスとオープンクラスに分けて2ヒートのスプリント
レースを行います。ただしYRSレース初参加の方が多い場合は別途カブクラ
スを設けることもできます。詳しくはお問い合わせ下さい。
・2009YRSスプリント第一戦 筑波 規則書
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yss
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|■ 2月20日(金) YRSドライビングワークショップFSW
加速する、曲がる、止まる。クルマの3つの機能をそれぞれ最大限に発揮さ
せる方法を楽しみながら練習します。開催場所は富士スピードウエイジムカー
ナ場です。
・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=dwf
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|■ 2月22日(日) 吉田塾
昨年は1回しか開催できなかった吉田塾を再開します。クルマに興味のある
方はどなたでも歓迎です。ビデオやDVDをお持ちになれば150インチのス
クリーンでみながらシニアインストラクターのアドバイスが受けられます。ク
ルマで来られればドライビングポジションの確認や操作のコツをお教えするこ
とができます。もちろんサーキットを離れてのクルマ談義も楽しいものです。
参加費には昼食代が含まれています。クルマと運転にまつわる質問や疑問の
ある方はぜひおいで下さい。YRSのシニアインストラクターがわかりやすく
解説します。
ペーパードライバーの方も大歓迎。20台収容できる駐車場を使って操作の
仕方をお教えします。
・吉田塾開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=ysd#0
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|■ 2月28日(土) YRSドライビングワークショップ筑波
加速する、曲がる、止まる。クルマの3つの機能をそれぞれ最大限に発揮さ
せる方法を楽しみながら練習します。開催場所は筑波サーキットジムカーナ場
です。
・YRSドライビングワークショップ筑波開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=dwt#0
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|■ 3月6・7日(金・土) YRSツーデースクール
YRSツーデースクールも7回目を数えます。2日間クルマと運転のことだ
けに没頭できる至福の時間です。インストラクターが運転にまつわることを全
てお教えします。今回は2日目を土曜日に設定しているので通常より参加費が
高くなっています。ご了承下さい。
・YRSツーデースクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=2ds
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|4)クルマを走らせる その8 トム ヨシダ
めったにラジオを聞くことはないのだが、たまたま訪れたお店でFM放送が
流れていた。なんでも「あなたも安全運転宣言をしませんか?」という内容だ
った。一瞬、安全運転宣言をするってことがどんなことなのか理解できなかっ
た。その後に「車間距離をとって今日も安全運転を」と結んでいたものだから
よけいに訳がわからなくなった。
なぜ日本はラジオとかの公共のメディアを使って聴取者の意識を画一化する
ような内容の放送をするのか分からない。それが使命だとでも思っているのだ
ろうか?町を走っている人は誰でも事故を起こそうなどと考えて運転している
わけではない。意識の差はあるだろうが、とりあえず何かが起きないように安
全に運転しようと思ってはいるはずだ。聴取者に安全運転宣言をさせるという
ことはその意識を再確認してもらおうという意図なのだとは想像できるが、そ
れが交通の安全に結びつくと本当に思っているのだろうか疑問に思う。安全運
転にかかわることを放送しさえすればメディアとしての使命がまっとうできる
と考えているのだろうか?
確かに自分で安全に運転しようという意識を持つことはとても大切なことだ。
しかし宣言をしなければ安全に運転できないというものではない。運転する人
は誰でも安全に運転する義務がある。宣言をした人が安全で、しない人が安全
でないという構図を作り出そうというのは、単に番組への誘導を計っていると
しか思えない。
まして、車間距離をとれば安全だという情報を広く一般に流すということが、
本当に交通安全に寄与するとは到底思えない。車間距離をとっていても追突す
る人は追突する。事故が起きる。あるいは運転していてひやっとする。そんな
瞬間は様々な要因によって引き起こされる。それを念仏みたいに車間距離をと
れば安全だと流布することが本当に必要なことなのか。車間距離さえとってい
れば安全なのだ、僕は、私は車間距離をとっているから安全に運転している、
と勘違いすることはないのだろうか。車間距離をとる目的は追突の可能性を下
げるためであり、車間距離をとればそれで十分だということではないはずだ。
おそらく過去の追突事故の原因を探っている過程で、もう少し車間距離をと
っていれば事故が防げたという例があったのだろう。そこから導き出された結
論が、追突を避けるためには車間距離を十分にとろう、という掛け声になった
のだと想像する。確かに漫然と運転している人は十分な車間距離をとることが
必要だろう。運転なんてこんなもんだとはきちがえている輩もいるから、そん
な人には十分な車間距離を撮ってもらいたい。もらい事故などまっぴらごめん
だ。しかし長い車間距離イコール安全運転と決めつけてそれを繰り返し流すこ
とが交通の安全に結びつくとはとても思えない。第一、事故を起こす可能性の
ある人は行き当たりばったりで運転しているのだから、はなから車間距離のこ
となど考えていないだろう。
このFM曲に限らず日本には交通の安全に関する掛け声が実に多い(交通関
係以外にも日本にはやたら掛け声が多いのでが)。その最たるものがスピード
を出さなければ安全だ、というあのフレーズだ。確かにスピードが低ければす
ぐに停まることもできるだろうし、万が一事故が起きた時のダメージも少ない
かも知れない。しかしスピードを出さなければ本当に安全かというと、決して
そんなことはない。スピードを出すイコール危険という図式を作ってしまうか
ら、かえってスピードを出さないうちは安全という錯覚を引き起こしている部
分が少なからずあるはずだ。繰り返しになるが、スピードに関して言えば、ス
ピードを出した場合でも正確な操作のできる人がスピードを出さないで走る場
合に安全なのだ。万人がスピードを出さなければ安全なのではない。
確かに行政やメディアに出来ることは、広く一般の意識を喚起することぐら
いしかないのかも知れない。が、それだけでは十分だと思っていてもらっては
困る。
その昔。クルマが今のように町にあふれていない頃。クルマのブレーキが全
輪ドラムブレーキで制動性能が今より格段に劣っていた頃。その頃ならばスピ
ードは控えめにしたほうが良かった。車間距離は十分にとったほうがいいとい
ういったアドバイスも有効だった。クルマが万全なものではなかったからクル
マを信用しにくかった。クルマに合わせた運転を誰もが自然に身に付けていた。
工夫して運転する。それが当たり前で、唯一安全を手に入れる方法だった。
クルマが進化し快適になり、思うように動かせると錯覚し、次第に運転者自
身の当事者意識が薄れていく現在、掛け声だけで安全の確保が図れるとは思え
ない。クルマ自体の進歩と共に世の中も慌しくなった。やらなければならない
ことがたくさんある。労力を使わなければならない対象が増えた。人々の価値
観は昔に比べてとてつもなく多様化した。そんな中で通り一遍の掛け声がどれ
だけ効果をもたらすのか。返って、安全というものを記号化して個人の安全に
対する意識を薄らいでしまう結果にはなっていないだろうか。
安全というものは漠然としていてとらえどころのないものではあるけれど、
それが個人個人の危機意識の積み重ねであることは言うまでもない。他人がど
うであろうと、まず自分の安全を確保するところから運転者一人ひとりが始め
なければそれを達成することは難しい。
今、ラジオを聞いている聴取者に必要なのは掛け声ではなく、実際に起きた
事故を例にとりその原因を具体的に事実として伝えるような内容ではないかと
考える。運転の当事者であることの認識を高めるような情報なのではないか。
そんな内容の放送を聞きたいとは思わない、という声もあるだろう。しかし少
なくとも、ボクが手にしたいのはそういった情報だ。自分の想像力を高めるた
めにも、何が理由でどんな状況の時に事故が起きたかを知ることは無駄ではな
い。それは交通の安全を促進させる上でも貴重な情報であるはずだ。『掛け声』
よりはよほど有益だ。
安全は、いつもそこにどっしりとして居るものではない。安全は誰かが授け
てくれるものでもない。自らが手に入れなければ手に入らないものだ。手に入
れる努力を続けなければ手から滑り落ちてしまう類のものだ。クルマは便利だ
からこそ、運転は楽しいからこそ、運転者は当事者意識を強く持って自分が安
全に運転できるようにあらゆる努力をすべきだと思う。
・ユイレーシングスクールポリシー
http://www.avoc.com/9misc/info/yrspolicy.shtml
・ユイレーシングスクール教科書
http://www.avoc.com/5media/textbook/textbook.php?page=0
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