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         Go−CircuitNo.265(02/19/09発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。思い通りに走らせるのはもっと楽しい●しか
しクルマがなかなか思うように動かない時がある●クルマの運転は簡単そうで
難しい●が、難しいことに感謝しなければならいない●難しいからこそうまく
できた時の喜びは大きい●うまくなろうとする過程がまた楽しい●うまくなろ
うとするから工夫する●今の時代、クルマを使い倒さなければもったいない。
||    Proud of Our Tenth Anniversary     ||
》》》Be Smarter, Drive Sater, and Drive Faster! You can do it!!《《《
         【  Yui Racing School Offers Serious Entertainment  】
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|1) 10周年企画 第一弾 『YRS運転虎の巻』進呈
|2) 10周年企画 第2弾 『YRSオーバルスクールワイド』開催
|3) 参加申し込み受付中
|4) クルマを走らせる その9			トム ヨシダ
|5) YRSスケジュール追加

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|1) 10周年企画 第一弾 『YRS運転虎の巻』進呈
  9年間で延べ10,063名の卒業生を送り出したユイレーシングスクール
では、10周年を記念して運転がうまくなる『YRS運転虎の巻』を2009
年に受講される方にさしあげます。
  対象となるイベントは
・YRSドライビングワークショップ(FSW、筑波)
・YRSドライビングスクール(FSW、筑波)
・YRSオーバルスクール
・YRSツーデースクール
・吉田塾
・YRSエンジョイドライビング(4月以降開催予定)  です。
  毎月異なるテーマを設け、読み進めると運転に対する理解が深まるように作
られています。理論の解説と併せて日常でできる練習方法についても説明して
います。
  2月のテーマは、「ドライビングポジションの重要性と適正がドライビング
ポジションの見つけ方」です。『YRS運転虎の巻』はスクールの総括の時に
お渡しします。
  今年こそクルマを思い通りに操りたいと思う方はユイレーシングスクールを
ぜひ受講して下さい。

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|2) 10周年企画 第2弾 『YRSオーバルスクールワイド』開催
  ユイレーシングスクールは2002年に筑波サーキットジムカーナ場で独自
のカリキュラムであるYRSオーバルスクールを始めました。以後、開催地を
追加しながら現在は富士スピードウエイのジムカーナ場を舞台に開催していま
す。
  ユイレーシングスクールの主張する理にかなった運転を体験していただくた
めにオーバルスクールでは楕円形のコースをインベタで走ってもらっています。
こうすることによりブレーキングポイントとターンインポイントがつかみやす
く、操作に専念できるからです。しかし10周年を迎えたのを機に、オーバル
スクールとサーキットの距離を縮めるためにアウトインアウトのラインを走る
オーバルスクールワイドを開催することにしました。
  現在のYRSオーバルFSWのラジアルタイヤを履いた車両のコースレコ
ードは13秒860です。これはオーバルレースの予選で記録されたものでア
ウトインアウトのラインを使っています。一方、インベタで走った時のベスト
ラップは13秒990です。コーナー半径が大きくなれば通過速度は速くなり
ますが、必ずしも絶対的に有利とは限りません。むしろ、どんなラインを通っ
てもコンスタントなタイムを刻めるようになることがオーバルスクールワイド
開催の目的です。

| 開催日は3月28日(土)。受講料は17,000円。募集台数は24台です。

  当日は次のカリキュラムを予定しています。
・半径22mの真円を使った定常円走行
オーバーステア、アンダーステアを体験します。
・44x104mオーバルを使ったリードフォロー
YRSオーバルレースの常連の方に引っ張ってもらいライン取りを練習します
・44x104mオーバルを使ったタイムトライアル
インベタとアウトインアウト両方を計測しどちらが有効か検証します

  開催案内および申し込みフォームは以下の頁をご覧下さい。
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=oswf#1

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|4) 参加申し込み受付中
  現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
|  ◆ ◇ ◆  クルマの運転の楽しさを味わってみませんか?  ◆ ◇ ◆
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。開催日
| 前3日を過ぎてからの申し込みは受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
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|■ 2月20日(金) YRSドライビングワークショップFSW
  加速する、曲がる、止まる。クルマの3つの機能をそれぞれ最大限に発揮さ
せる方法を楽しみながら練習します。開催場所は富士スピードウエイジムカー
ナ場です。

・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=dwf
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|■ 2月22日(日) 吉田塾
  昨年は1回しか開催できなかった吉田塾を再開します。クルマに興味のある
方はどなたでも歓迎です。ビデオやDVDをお持ちになれば150インチのス
クリーンでみながらシニアインストラクターのアドバイスが受けられます。ク
ルマで来られればドライビングポジションの確認や操作のコツをお教えするこ
とができます。もちろんサーキットを離れてのクルマ談義も楽しいものです。
  参加費には昼食代が含まれています。クルマと運転にまつわる質問や疑問の
ある方はぜひおいで下さい。YRSのシニアインストラクターがわかりやすく
解説します。今回は筑波サーキットコース2000のオンボード映像を用意し
ました。
  ペーパードライバーの方も大歓迎。20台収容できる駐車場を使って操作の
仕方をお教えします。

・吉田塾開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=ysd#0
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|■ 2月28日(土) YRSドライビングワークショップ筑波
  加速する、曲がる、止まる。クルマの3つの機能をそれぞれ最大限に発揮さ
せる方法を楽しみながら練習します。開催場所は筑波サーキットジムカーナ場
です。

・YRSドライビングワークショップ筑波開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=dwt#0
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|■ 3月6・7日(金・土) YRSツーデースクール
  YRSツーデースクールも7回目を数えます。2日間クルマと運転のことだ
けに没頭できる至福の時間です。インストラクターが運転にまつわることを全
てお教えします。今回は2日目を土曜日に設定しているので通常より参加費が
高くなっています。ご了承下さい。

・YRSツーデースクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=2ds
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|■ 3月27日(金) 2009年第1回エンジンドライビングレッスン
  今年初めてのエンジンドライビングレッスンです。今年は毎回テーマを決め
て、それに沿った練習を行います。
  尚、問い合わせ、申し込みは直接エンジン編集部にお願いします。

・エンジンドライビングレッスン開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/edl.shtml
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|■ 3月28日(土) YRSオーバルスクールワイド
  YRS初のアウトインアウトで走るオーバルスクールです。

・YRSオーバルスクールワイド開催案内
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=oswf

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|5)クルマを走らせる その9			トム ヨシダ
  どう考えてもこの人は行き当たりばったりで運転しているな、と思わざるを
得ないクルマを目にする機会が少なくない。クルマを運転することには常に危
険が付きまとうのに、「なんでそんなに気楽に運転できるの?」と思ってしま
う人や、「あなたは自分のしていることが分かっているの?」と疑いたくなる
ような人が街中を走っている。
  クルマの運転には常に危険が伴う。人間だって全速力でかけっこをしている
時に壁にぶつかればただではすまないのに、その何百倍何千倍ものエネルギー
を抱えてクルマは走っている。それを知らないのだろう。それに気がつかない
のだろう。残念なことに、いつもクルマは思い通りに動いてくれるものだと信
じて運転している人達が大勢いる。どんなことがあっても一生無事故で運転を
続けたいと思っている人間にとってはやるせない気持ちになる。

  クルマの安全性能が向上し、一般的にクルマ対クルマの事故による被害が減
少し死傷者の数が減っているのに、路外逸脱などの単独事故(自損事故)によ
る死傷者の数は減るどころか増えているという。クルマ対クルマの事故にして
も単独事故にしても、運転している本人は事故を起こすつもりで運転している
わけではないはずだ。なのに交通事故はなくならない。クルマが安全になって
道路が整備され、必要ないほどに信号機が林立する環境で運転しているのに交
通事故は絶えない。となれば、交通事故の原因が運転者にあることは明白だ。
当然、もらい事故といった類の事故もあるだろうが、交通事故のほとんどは運
転している人間がなにかしらのミスを犯したことが原因だ。
  それは運転テクニックといったようなものではなく、クルマを運転するとい
うことに対する意識に根ざしている。人は便利さと快適さを求めて道具を手に
入れる。オーディオやビデオ、台所周りの家電製品がその筆頭だ。しかしそれ
らの道具でそれらを使う人が危険にさらされるだろうか?否だ。だがクルマは
違う。人間を乗せて移動しながら人間の体力限界をはるかに超えた仕事をして
くれるこの機械は、使い方を誤ると人間に対して牙を剥く。便利さゆえに手に
した道具で自らが傷つく可能性のある危うい道具だ。

  だからこの道具を使うのには十分な慎重さが必要だ。決して家電製品を扱う
ような気楽さがそこにあってはならない。クルマをスタートさせた時から停め
る時まで連続して使い方に気を配る必要が、本当はあるのだ。そして、ほとん
どの場合たった一人で走っているわけではない。不特定多数のお互いに意思の
疎通が図れない者同士が、それぞれに違う目的を持ちながら道路という空間を
共有しながら走っている。冷静に考えるまでもなく、これは本来とんでもない
ことなのだ。安全に運転するということは、実は大変なことなのだ。
  だから、身を守るためには努力が必要だ。交通法規に則って運転しているか
ら安全なのではなく、交通法規をボトムラインとして自分はどうクルマを運転
し、どうやって交通と対応するべきか考えることが必要だ。

  クルマを運転している時。人は経験に基づいて仮説を立てながらクルマを走
らせている。「このぐらいのカーブならこのぐらいスピードを落とせば安全だ」
というように瞬間的な判断を繰り返しながらクルマを走らせている。誰でもそ
うしているはずだ。では、もう一歩進んで考えることによって運転中の安全率
を高めることはできないものか。交通法規とは別に自分なりにこれだけは守る
というルールを作っておけば、行き当たりばったりの運転をする必要がなくな
るから、安全で安心できる運転ができると思うのだが。

  私事だが、ボクの場合は運転中に遭遇する危険を避けるために自分にルール
を課している。これは運転テクニックとは違う。交通の中での自分のポジショ
ニングの話だ。どう交通に対処するかという基本方針のようなものだ。さしあ
たり、すぐに思いつくことを列記すると;
1、どんな場合でも曲がる時や車線を変更する時に必ずウインカーを使う。
2、ウインカーを出す前にはバックミラーで後方を確認する。
3、どんな場合でも一緒に走っているクルマにブレーキを踏ませない。
4、一般道でも高速道路でも一定の速度を保つ。
5、一般道でも高速道路でも車間距離を一定に保つ。
6、右折時にはクルマを直進方向に停めて待つ。
7、夜間、複数の車線がある時には中央寄りを走る。
8、一旦停止は必ず守る。
9、細い道は時速30キロを上限に走る。
10、高速道路では制限速度プラス30キロを上限として走る。
11、高速道路の合流は本線の流れより速くなってから行う。
12、渋滞中の合流は1台ずつ交互に進入する。
13、減速が必要になった場合でも車線を変更しない。
  と言っても、常に考えながら行動しているわけではない。考えるまでもなく、
自分で作ったルールに則って身体が自然に動く。ルールがあるから、いつのま
にか意識しないでも身体がそれに従ってくれるという話だ。

  Go−Circuitを読まれている方も自分なりのルールを作っています
か?それともその時、その時で起きたことに対応しながら運転していますか?
  自分の運転に基本的な方針があると運転がずいぶんと楽になります。それは
公道でもサーキットでも同じです。
  
・ユイレーシングスクールポリシー
http://www.avoc.com/9misc/info/yrspolicy.shtml
・ユイレーシングスクール教科書
http://www.avoc.com/5media/textbook/textbook.php?page=0

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|6) YRSスケジュール追加
  3月28日(土)に2009YRSオーバルレース第1戦を開催します。

・2009YRSスケジュール改訂版
http://www.avoc.com/9misc/info/schedule2009.shtml

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