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Go−CircuitNo.239(02/22/08発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) 50歳からの運転
|2) 参加申し込み受付中
|3) 問い合わせ専用電話番号
|4) YRSスクールレース通年カーナンバー
|5)クルマを動かす その2 トム ヨシダ
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|1) 50歳からの運転
ユイレーシングスクールは50歳を過ぎてご自分のドライビングポテンシャ
ルを向上させようと思う方を応援します。
過去にユイレーシングスクールのカリキュラムを受講されたことのない方を
対象に、2008年の受講料(エンジンドライビングレッスンは除きます)を
割引いたします。割引率は一定ではありませんが、その都度本メールマガジン
で告知します。尚、参加申し込みフォームを送信した後、3日以内に本メール
マガジンに掲載した受講料を指定の銀行にお振込み下さい。
ご質問のある方はメールか電話(090-9837-1494)でご連絡下さい。
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|2) 参加申し込み受付中
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行います。
枠がある場合は当日受け付けも行いますが、その場合は受講料を当日の受け付
けでお支払い下さい。
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|■ 2月27・28日(水・木) YRSツーデースクール
短期集中型のスクールとして好評のツーデースクールを今年も開催します。
1日目は富士スピードウエイジムカーナ場でブレーキング練習とコーナリン
グの基礎練習を行い、その日の夜に懇親会を兼ねて座学を行います。
2日目はショートコースに場所を移し140キロプラスからのブレーキング
練習と先導車について走行ラインをトレースするリードフォローを行います。
必要な場合は同乗走行を行い最後に単独走行をしていただきます。
サーキットを全く走ったことのない方、クルマを速く走らせたことのない方
も2日間の講習でクルマを正確に操るコツを身につけることができます。
・YRSツーデースクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/y2ds.shtml
※YRSの定宿は須走の扇屋旅館です。ツーデースクールに参加される方はY
RS特別料金でお泊まりいただくことができます。ただし部屋数に限りがあり
ます。宿泊を希望される方はお早めにお申し込み下さい。
|※50歳からの運転:対象となる方は受講料が40,000円になります。
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|■ 3月4日(火) YRS筑波サーキットドライビングスクール
筑波ドライビングスクールは、自然な流れでクルマの性能の限界近くで走ら
せることができるように考えられたカリキュラムを採用しています。座学では、
一般概論として、クルマを思い通りに動かすためにはどのような操作が必要か
を説明します。シニアインストラクターが考案したオーバルコースを使った定
常円旋回では、過不足のない正確な操作を身につけることができます。知識を
得て、コーナリングの反復練習をすることにより、違和感なくサーキット走行
を行うことができます。特にサーキットを走られたことのない方にうってつけ
のカリキュラムです。
・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/tds.shtml
|※50歳からの運転:対象となる方は受講料が23,000円になります。
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|■ 3月8日(土) YRSドライビングワークショップFSW
過去3年間好評だったYRSドライビングワークショップFSWを週末に開
催します。1日の練習で加速、減速、旋回とクルマを動かす時に必要な操作の
基本を学ぶことができます。特にサーキットを走るつもりはないけれどクルマ
を気持ちよく走らせたいと思っている方にうってつけです。
※希望者には有料(3,000円)で逆同乗走行を行います。先着6名の方に
限らせていただきますが、希望される方は申し込みフォームのコメント欄に逆
同乗走行希望とお書き下さい。追加料金は当日の受け付けでお支払い下さい。
※週末のFSWのコースレンタル料は平日の2倍になります。そのため受講料
も高く設定せざるを得ません。ご了承下さい。
・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwf.shtml
|※50歳からの運転:対象となる方は受講料が20,000円になります。
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|3) 問い合わせ専用電話番号
ユイレーシングスクールのスクールやスクールレースの内容や参加する際の
準備煮ついて、あるいは参加資格についてのお問い合わせが増えています。音
声での問い合わせを希望される方もおられますので専用の携帯電話を新設しま
した。番号は090−9837−1494です。受付時間は朝8時から夜9時
までとさせていただきます。お問い合わせの際は番号をお間違えないようにお
かけ下さい。
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|4) YRSスクールレース通年カーナンバー
ユイレーシングスクールでは紙やテープを無駄遣いしないために水性インク
で書いてきましたが、スクールレースについては今後、視認性を高めるために
カーナンバーを貼っていただくことになりました。
カーナンバーは車両の前後、左右のドアに貼っていただきます。またカーナ
ンバーは参加者に用意していただくことになります。A4サイズの紙に数字を
記入し、それをクリアフォルダに入れた上で車両に貼って下さい。
尚、カーナンバーを使いまわせるように改めて通年カーナンバーの登録を行
いたいと思います。今年YRSエンデューロおよびスプリントに参加を予定さ
れている方はご自身のカーナンバーをご確認下さい。登録がまだの方は連絡を
お願いします。同じ番号が希望された場合は先着優先とさせていただきます。
# 氏名 車両
26 芦田隆広 ロードスター
71 伊賀裕晃 ポルシェ 911SC
23 石山 塁 ロードスター
73 伊藤 厚 ポルシェ 930
5 入江 直 ロードスター
72 上野 渉 ポルシェ 930
37 上原宏仁 ロードスター
20 越後徹也 ロードスター
35 大熊孝治 ロードスター
83 大田中秀一 オペル スピードスター
84 大橋 忍 RX−8
39 大森利男 ロードスター
49 大和田秀昭 アルト
100 岡野 清 ジェミニ
8 岡村 毅 インプレッサ
64 落合立成 シルビア
67 柿沼宏禎 GTR
17 梶野祐嗣 ロードスター
38 金子真弓 BMW M3
79 河村直哉 ランサー
44 北見玉一 MGF
18 久保征司 インテグラ
70 栗原秀圭 ボクスター(AT)
62 栗原伸宙 RX−8
69 黒滝真輔 ロードスター
14 小岩井猛 アルファロメオ 156(AT)
59 極檀佳孝 シトロエン サクソ
87 小林正典 RX−8
56 小山崇由 ロードスター
55 小山康由 ロードスター
40 塩原 肇 インプレッサ
90 志田正治 ロータス エリーゼ
28 下平和弘 ロードスター
78 下山晃生 プジョー205
21 鈴木智之 ロードスター
41 高野 朗 ロードスター
6 高橋直之 ランサーセディアワゴン
86 竹村 浩 ロードスター
77 田島博史 S2000
63 谷 辰哉 S2000
22 田原大助 ロードスター
66 田村健二 RX−8
34 辻仲正明 ロードスター
65 中川智之 シルビア
19 中島和久 ロードスター
80 新妻由規 RX−7
52 西 章浩 インテグラ
1 野口光一 RX−8
42 橋本和雄 ランサー
31 広嶋芳夫 ロードスター
25 深澤紳一 ロードスター
36 福永健二 ロードスター
76 藤田善弘 S2000
47 星野正人 ランサー
89 本多永一 RX−8
33 前田広太郎 ロードスター
30 松本朋樹 ロードスター
27 三浦優子 ロードスター
81 三澤幸一 ロードスター
68 宗吉亮太 アウディ TTC
2 村上暢三 VW ゴルフ
45 望月道修 MR2
11 森下 亮 MR2
88 森田 潤 シトロエン サクソ
74 矢ヶ崎栄一 ポルシェ 993RS
32 八島秀之 ロードスター
29 山口真直 ロードスター
24 山崎 巌 ロードスター
50 山本忠雄 BMW M3
12 山本洋一 ロードスター
75 和久井紀秀 ポルシェ 996(AT)
85 渡辺雅則 フェアレディ Z
15 渡辺秀樹 インテグラ
13 渡辺直也 ロードスター
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|5)クルマを動かす その2 トム ヨシダ
日本でドライビングスクールを始めてからしばらくして、いつかしか公道で
の運転についても自分の意見をキチンとした形で残したいと思うようになった。
日本で運転しているとかなりのストレスを感じるのがその理由だ。
家族のいるアメリカと行き来する生活をしているから、走っているとどうし
ても日本人とアメリカ人の運転を比較してしまう。結論から言うと、アメリカ
人の運転は一般的にうまくはないが、アメリカ人の中で運転していても気疲れ
しない。それは道が広いからとか、フリーウエイが完備しているからというよ
うな環境の問題では決してなく、交通の流れ自体によどみがないからだ。行儀
の悪い人もいるにはいるが、規則で決まっていないことでも一定のルールみた
いなものがあるから対応が楽だ。対して日本は、昔はこれほどでもなかったと
思うのだが、交通に秩序がない。走っているクルマがテンデンバラバラに勝手
なことをしている。なんでもありの状態。それが日本の現実だと言われればそ
れまでだが、運転に対する意識が低いのは事実だ。ここで言う運転に対する意
識というのは、交通の流れの中で自分をどうとらえているかということだ。つ
まり、交通という不特定多数の人から成り立っている交通に対してどういう意
識を持っているかということだ。現実は、一人で走っているわけではないのに、
自分のことしか考えられない人が実に多い。
こんなことがあった。何年か前にユイレーシングスクールの卒業生と話して
いた時のこと。「わき道から幹線道路にさも当たり前のような顔をして割り込
んでくるというのはおかしいよね。日本はマナーが悪い」と言うと、「そんな
ことないですよ。教習所では交互に譲り合って走りましょうって教えています
から」とのこと。「だって幹線道路を走るクルマとわき道を走るクルマでは絶
対量が違うし、交通の要になる幹線道路だろ。交通の流れから考えればわき道
からの進入車が遠慮するのが筋じゃないの?」と返すと、「ドライバー同士が
いさかいが起こさないように交互に、って指導しているんですよ」と妙に説得
力のある答えが返ってきた。本当に教習所ではそうやって教えているのか?
こんなこともあった。YRSドライビングワークショップではスレッシュホ
ールドブレーキングというできるだけ短い距離でクルマを停めるブレーキング
の練習をするのだが、受講生の中にどうもブレーキペダルを蹴飛ばすように踏
んでいる人がいた。床につけた踵を支点にしてつま先で押すように踏んでみて
下さい、とアドバイスすると、「えっ、そうなんんですか?教習所ではアクセ
ルは踵を床につけて踏むけど、ブレーキは床から足を離して踏めと言われたん
ですけど」。こっちが『えっ!』となる番だった。何を根拠に教習所はそんな
操作を教えているんだ。
これだけではない。教習所ではこう習ったとか、友達はこういう風に言って
いたとか、雑誌にこう書いてあったとか、ショップがこう勧めたとか、スク
ールを訪れる受講生が思い込んでいた情報にも「おやっ?」と思うものが少な
くなかった。
公道であろうとサーキットであろうと、安全に楽しく運転するためにはふた
つの大切なことがある。ひとつは交通の流れの中で運転する自分のポジショニ
ングをはっきりさせること。何をしたいのか。その目的のために何をすべきで
何をしてはならないかを明確にすることだ。もうひとつはクルマを実際に動か
すための具体的な操作だ。操作には、クルマの動きを察知する能力も、走行中
のあらゆる状況を判断する能力も、もちろん含まれる。どちらが欠けてもクル
マは思い通りに動いてくれないばかりか危険でもある。
アメリカには日本のような自動車教習所はない。運転免許を取りたい人が免
許年齢に達するとドライビングパーミットと呼ばれる路上練習許可証を申請す
る。これを持っていれば、成人で免許証を持つ人が隣に乗ってさえいれば路上
で練習することができる。隣に乗るのは父親であり、時にはプライベートなレ
ッスンをしてくれるインストラクター。我が家の場合、もちろん双子の息子に
運転の手ほどきをしたわけだが、基本ができた段階でいろいろな人に話を聞い
て参考にするのもよかろうと何人かの米人インストラクターに依頼した。アメ
リカ人が考える運転も体験したほうがいいと思った身体。
そこには箱庭的な教習はない。実際の現実に直面しながら交通とは何かを学
ぶ。だから人によって流れに乗れるまでの運転を会得する時間は異なる。教習
所の卒業試験のために練習しているわけではなく、将来ずっと運転を続ける基
礎を作るのが目的だから当然のことだ。
DMV(運輸局)の試験に合格する自信がつくと、自分でクルマを持ち込み
担当者のテストを受ける。場所はごくふつうの市街地。ごくふつうに運転でき
るかどうかが判断される。「右に曲がって」、「Uターンして」、「縦列駐車
して」。走りながら全てが指示される。それができれば、自分でこうしたいと
思う運転もできると判断されるわけだ。
運転は一生物だ。意識は年齢によって変わるかも知れないが、こと操作する
感覚、イメージと言ってもいい。これは一度覚えれば一生使えるものだ。むし
ろ年齢を重ねることでイメージの幅は広がるだろう。
意識と操作が成熟すれば、間違いなく安全で楽しい運転ができる。ユイレ
ーシングスクールのいろいろなプログラムが、クルマ好きで運転が好きな皆さ
んの安全に役立ち、少しでも運転が楽しくなればそれ以上の喜びはない。
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□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
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