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Go−CircuitNo.256(09/15/08発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) 参加申し込み受付中
|2)クルマを走らせる その1 トム ヨシダ
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|1) 参加申し込み受付中
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
| ◆ ◇ ◆ クルマの運転の楽しさを味わってみませんか? ◆ ◇ ◆
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。その場
| 合は受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
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|■ 9月27日(土) YRSオーバルスクール FSW
数あるカリキュラムの中でも唯一週末に行われるオーバルスクールです。平
日の参加が難しい方はぜひ参加して下さい。時間の都合で半日のスクールです
が、座学やアドバイスなどカリキュラムは通常のオーバルスクールと変わりあ
りません。
・YRSオーバルスクール FSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosf.shtml
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|■ 9月27日(土) YRSオーバルレース FSW 第5戦
今年のオーバルレースシリーズも残すところあろ2戦。オーバルスクールを
卒業された方のレースデビューをお待ちしています。
・2008YRSオーバルレース第5戦 FSW規則書
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml
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|■ 10月1日(水) YRSドライビングワークショップ FSW
ジムカーナ場での定常円走行とサーキット走行を組み合わせたYRSドライ
ビングスクールがドライビングテクニックの総論に近いものだとすると、YR
Sドライビングワークショップはその中のブレーキングとコーナリングに特化
して掘り下げた練習を行うカリキュラムです。みなさんが苦手のスレッシュホ
ールドブレーキングやターンインを徹底的に練習します。
ドライビングワークショップでの説明は「目から鱗」の連続のはずです。サ
ーキットを走るつもりはなくても、サーキットを走ったことがなくても、運転
に興味のある方はぜひ受講してみて下さい。ふだんの安全運転に役立つこと請
け合いです。
・YRSドライビングワークショップ FSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwf.shtml
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|2)クルマを走らせる その1 トム ヨシダ
※ある日のネットニュースから
19日早朝、北海道○○町内の国道△△△号で、走行中のワゴン車がカーブを
曲がりきれずに路外へ逸脱する事故が起きた。クルマは電柱に衝突して大破。
助手席に同乗していた男性が死亡している。
北海道警○○署によると、事故が起きたのは19日の午前6時15分ごろ。○○
町XX付近の国道△△△号で、ワゴン車が路外に転落して大破しているのを通
り掛った別のクルマの運転者が発見。警察に届け出た。
ワゴン車は右カーブを曲がりきれず、道路左側に逸脱して歩道に乗り上げ、
片輪を側溝に落とした状態で約50m滑走。最終的には電柱に衝突していた。
クルマは左側部分を中心に大破しており、助手席に同乗していた□□歳の男性
が頭部強打で死亡。運転していた■■歳の男性も打撲などの軽傷を負った。
警察では速度超過と、これに起因するハンドル操作のミスが事故につながっ
たものとみて、運転していた男性の回復を待って業務上過失致死容疑で事情を
聞く方針だ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
亡くなられた方、怪我をされた方はお気の毒に思うが、我々はこんなニュー
スを頻繁に見聞きする。このニュースからは何が原因で事故が起きたのかを知
る由もないが、ふつうに運転していれば起きないはずの交通事故が起きたこと
により、一人の方がなくなりもう一人が怪我をされたという事実は重い。
いったい何が事故を引き起こすのか? 原因は様々だろうし事故の要因がひ
とつであるとは限らない。しかし事故が起きた場合、特にそれが単独事故であ
るならば、原因は『運転』にあるとしか言いようがない。乱暴な言い方だが、
運転していなければ事故は起きなかったのだから、速度超過があったにしろ操
作ミスがあったにしろ、事故の原因は運転にある。正確に言えば運転の仕方に
原因があると言うのが自然だ。
誰も事故を起こそうとして運転しているのではない。自分が事故の当事者に
なるとは思わないで運転しているのではないだろうか。事故を起こさないよう
に注意して運転しているに違いないのだ。それでも事故は起きる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いったん事故を起こしてしまうと悲惨な結果に結びつく可能性を秘めたクル
マの運転とはいったいどういうものなのだろう。それは単にクルマを動かすと
いう行動のことをさしているのではない、と言うのがユイレーシングスクール
の主張だ。運転には運転する人の社会的側面と個人的資質がついてまわるとい
う話だ。
社会的側面と言うのは、クルマという道具を使ってその人が何をどうしよう
としているかと言うことだ。「事故を起こさないように注意して走ろう」もそ
うだし「捕まるとまずいからスピードは出さないようにしよう」とか、あるい
は「安全第一だから法定速度は必ず守る」とか、その人が運転する時に自分に
課すルールのようながあるだろう。言うなれば交通社会とのかかわり方のこと
だ。では何をよりどころにしてその人なりの決まりを決めているのか。ほとん
どの人が最初に道路交通法を挙げるだろう。異論はないはずだ。交通の安全か
つ円滑な流れを目指す道路交通法は万人に公平なはずだから、運転する人全て
が守って当然の法律であるはずなのだが、実際は守られていないことのほうが
多い。
それはある意味、日本の道路交通法が現実に則していない、つまり現在の交
通の状況をカバーしていないと運転する人に思わせているのが理由ではなかろ
うか。日本の道路交通法はお役所仕事らしくかなり過保護に作られている。要
するに『クルマを運転中に事故を起こしもらってはこまるから』とばかりに規
制が厳しい。いきおいそんな規制など守らなくても安全さ、という意識が芽生
えてくるのも当然だ。必要以上に低い制限速度。いまだに増えつづける信号機。
運転する人の安全に対する教育をせずに規制で縛って安全を実現しようという
姿勢。運転者本人の自覚が成長しないままに日本のクルマ社会は発展してきた。
しかしだからと言って、道路交通法を破ってもいいということにはならない。
それは道路交通法が公の道を運転する人にとって、唯一共通認識のたたき台に
なっているからだ。赤信号では誰もが止まるがら交通体系は成り立つ。幹線道
路にいまだに設置されている非感応式の信号なんてじゃまだと思っても、赤信
号で止まらなければ事故の可能性はある。なぜなら交差する交通は青信号なの
だから。
さて、現実に則さない法律があって、それでも法律を守らないと危険な状況
というものがあって、ではなにをよりどころに各人が自分なりの運転のルール
を作っているのだろうか。
そこで運転する人の社会的側面、というものが登場する。運転技術というよ
うな個人的資質とは異なり、その人がどのように公の交通と向き合い、どうい
うルールでクルマを走らせるかという意識の問題だ。ふだんなにげなく運転し
ていると忘れがちだが、この公の交通に対する意識を明確にしておくことは非
常に重要だ。安全にクルマを運転して目的を達成するためにはどうすればいい
か考えるということが大切だ。サンダルを履くような感覚でもクルマの運転が
できるかも知れないが、他人に対して、そして自分に対して安全を確保するた
めにも意識したいことがらだ。
制限速度を越えて運転していても危険ではないこともある。それは事実だ。
しかし、その人が思っている安全の範囲が常に担保されているという保障はど
こにもない。道路には直線部分もあるがカーブもある。登り坂もあれば下り坂
もある。対面交通もあれば交差交通もある。
安全に運転するためにはあらゆる状況に対応できる範囲で走らなければなら
ないのは当然だ。その安全を確保するために一人ひとりが、自分の運転技術に
みあった自らのルールを作らなければならない。
しかし現在の日本の交通を眺めていると、そんな意識もなくただクルマが便
利だからと適当に運転している人が実に多い。街中や高速道路で出会う運転者
の中には、「この人は安全に気をつけて走っているな」と思う人と、「この人
はたまたま安全に走れているだけで、潜在的に事故を起こす可能性があるな」
という2種類の人がいる。
事故を起こすのは運転技術が未熟だからではない。運転技術が卓越していて
も状況判断を誤れば事故は起きる。
運転技術があれば、確かに道路を逸脱しないで走れたかもしれない。実際、
サーキットではオーバースピードでコーナーに入ってもコースアウトやスピン
をしない人もいる代わりに、それほどスピードは速くないのにクルマのバラン
スを崩す人もいる。
速くないのにコースアウトしたりスピンする人は、単に運転技術が稚拙なだ
けではなく、その速度でコーナーに入っていっても大丈夫だと思ってしまう当
人の意識が幼稚なのだ。コーナーを速く回る技術がないのであれば低い速度か
ら徐々に練習すればいいのに、サーキットは速く走るものだとばかりに自分で
は御しきれない速度で走ろうとする。運転とその人の実体が一致していないの
だ。
それは公道でも同じこと。ある人が安全だと思って飛ばしていても、その速
度は十分に危険である場合もある。何を根拠に安全だと思っているのか。
根拠のないままに運転し続けることはやめたほうがいい。運転技術そのもの
を向上させることも必要だが、それ以上に交通に自分がどう向き合っていくか
という意識を育てるべきだ。それがユイレーシングスクールが言うところの
『運転する人の社会的側面』だ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
最近耳にする単独事故のニュースにはなぜか路外逸脱の事故が多いような気
がする。昨年だったか、息子に高性能4WDセダンを買ってやったばかりに1
週間もしないで路外に逸脱。壁に激突して死亡。「買ってやらなければ良かっ
た」と悲嘆にくれる父親の話も聞いた。
クルマは確かに魔法の道具かも知れない。クルマに乗ればなんでもできると
錯覚するのもある意味では致し方ないのかもしれない。しかしクルマが使い方
を間違えれば危険な道具に豹変することは幾多の例が示している。
ユイレーシングスクールはクルマを思い通りに動かす方法を教えている。受
講した人は間違いなく運転技術が進歩する。個人的資質に裏付けられた社会的
側面の充実を願うからである。公道においても、サーキットにおいてもである。
・ユイレーシングスクール教科書
http://www.avoc.com/5media/textbook/textbook.php?page=0
・ユイレーシングスクールポリシー
http://www.avoc.com/9misc/info/yrspolicy.shtml
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