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Go−CircuitNo.247(05/01/08発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) YRSサイトアップデート
|2) 参加申し込み受付中
|3)クルマを動かす その9 トム ヨシダ
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|1) YRSサイトアップデート
・YRSオーバルレース第3戦 リザルト
http://www.avoc.com/3result/pt/0419yor.htm
・YRSドライビングスクールFSW 結果
http://www.avoc.com/3result/pt/0418fds.htm
・YRSオーバルスクールFSW 結果
http://www.avoc.com/3result/pt/0419yos.htm
・2008YRSオーバルレース シリーズポイント
http://www.avoc.com/3result/pt/0419oval.htm
・YRSドライビングスクールFSW 受講者アンケート集計
http://www.avoc.com/3result/pt/0418survey.htm
・YRSドライビングスクール筑波 結果
http://www.avoc.com/3result/pt/0426ydwt.htm
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|3) 参加申し込み受付中
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。その場
| 合は受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
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|■ 5月17日(土) YRSエンデューロ第3戦 筑波
筑波サーキットコース1000を舞台にたYRSエンデューロは今年2回目。
1月の第1戦ではソロエントリの前田選手が165周を走破しています。20
01年の第1回エンデューロでは137周しかできなかったロードスターが今
や28キロも遠くまで走れるようになりました。無理や無駄な操作をしなくな
ったのが原因です。YRS卒業生はご自分の運転を見直すためにも、化石燃料
を大切にしなければならない今だからこそ、YRSエンデューロに参加してみ
て下さい。
尚、YRSが認めた場合は参加費が半額になるソロエントリが可能です。詳
しくはお問い合わせ下さい。
・2008YRSエンデューロ第1戦 筑波 結果
http://www.avoc.com/3result/result_race/2008/080126-yes.shtml
・YRSエンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yes.shtml
・YRSエンデューロ申し込みフォーム
http://www.avoc.com/cgi/entry_form.cgi?yesd
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|■ 5月17日(土) YRSスプリント第3戦 筑波
起伏のあるFSWからフラットな筑波サーキットコース1000に舞台を移
してのYRSスプリント第3戦。予選順位を完全に前後入れ替えるフルインバ
ートスタートで行うヒート1。ヒート1の結果順に並ぶ2列縦隊のローリング
スタートで始まるヒート2。ヒート2は昨年より長い距離を走るセミ耐久の要
素を加味。速さだけではなく勝つための戦略が必要になったYRSスプリント。
YRS卒業生の参加をお待ちしています。
尚、初めてYRSスプリントに参加される方が多い場合には特別クラスを設
ける予定です。初めて参加される方でYRSスプリントの詳細がお聞きになり
たい方はメールでご連絡下さい。
・2008YRSスプリント第1戦 筑波 結果
http://www.avoc.com/3result/result_race/2008/080126-yss.shtml
・YRSスプリント規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yss.shtml
・YRSスプリント申し込みフォーム
http://www.avoc.com/cgi/entry_form.cgi?yss
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|■ 5月27日(火) YRS筑波サーキットドライビングスクール
筑波ドライビングスクールは、自然な流れでクルマの性能の限界近くで走ら
せることができるように考えられています。座学で理論を学び午前中の定常円
練習でコーナリングの基礎を学び、それに基づいて午後にはコース1000を
走ります。初めてサーキットを走る方もご自身のペースで走れるように配慮さ
れています。経験のある方にはご自身の操作が理屈にあっているかどうか検証
します。
・YRSドライビングスクールFSW 受講者アンケート集計結果
http://www.avoc.com/3result/pt/0418survey.htm
・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/tds.shtml
| ※50歳からの運転:対象となる方は受講料が23,000円になります。
| 50歳以上で初めてユイレーシングスクールに参加される方に適用します。
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|3)クルマを動かす その9 トム ヨシダ
筑波サーキットへ向かう途中。片側1車線の道を制限速度プラスα走る。比
較的空いていることもあり、前を走るクルマも自分自身も、そして後ろからつ
いてくるクルマもそれぞれが車間距離を十分に撮りながら、しかし一方では糸
でつながったように軽快に流れている。こんな時、それぞれのクルマに乗って
いる人たちは何を考えているのだろうか。仕事のことか。夕食のことか。みな
何かを思い、何かをイメージしながら運転しているに違いない。しかし、運転
そのものについて考えたり意識している人が果たしてどれくらいいるのだろう
か。
突然、前の前を走るクルマのストップランプが点灯。同時に左のウィンカ
ーライトが点滅。前方を見据えても交差点は見えないからどこかの駐車場に入
るのかも知れない。ストップランプの点灯と同時にこちらもスロットルから右
足を離し減速の準備に入る。前を走るクルマのストップランプも点灯。右足を
ブレーキペダルに乗せた証拠だ。しかし、前を走るクルマはさほど減速するで
もなく前の前のクルマに吸い寄せられるように近づく。話がややこしくなるか
ら、前の前を走るクルマをA車。前を走るクルマをB車と便宜上呼ぼう。
その時。A車が減速度を高めながらセンターラインをクルマの中央線が超え
るほどに右に寄り、ついで左に回頭した。狭いところに入るためなのか。それ
にしてもそんなに大げさにしなくてもいいのに、と思いながらことの成り行き
を見守る。同時にB車がブレーキを強く踏んだ。A車に追突しそうになったか
らなのか。一瞬にしてそれまでの円滑な流れが破綻する。
何が起きたのか。おそらく、想像するにB車はA車が左折を開始したら、そ
の脇を右からすり抜けようとしていたに違いない。つまり速度を落とさずにA
車を迂回しようとしていたのだろう。だからA車に近づくことに躊躇しなかっ
た。ところがA車が想像していなかった動きに出る。数秒後には自分が向かう
はずだったセンターラインを超えた反対車線にA車が踊り出て、次いで自分の
目の前を横切るように減速しながら左折する。B車にとっては進路をふさがれ
たようなものだから驚くのも無理はない。が、お粗末な話だ。
A車はなぜ本来の車線から左折ができないのか。B車は相手が左折を完了す
る時に、最も相手に近づき(と言っても適切な車間距離をとっての話だが)、
なおかつ加速の準備が出来ているような減速をしないのか。
やはり、クルマを動かす運転ことができると言っても、人によってはどうい
う操作をしているかという以前に、異なる目的を持ったクルマに混ざって走る
交通という社会的行動に対しての意識が低いと言わざるを得ない。
広い道から細い道へと左折する時に一旦右に振ると曲がりやすいのは誰でも
経験的に知っている。ではなぜ曲がりやすいのだろうか?それは内輪差を減ら
すことができるからだ。クルマはサーキットで4輪が流れるほどの速度でコ
ーナリングしている以外は、曲がる時に前輪と後輪が描く軌跡が異なる。言う
までもなく、前輪にはステアリング機構がついているからステアリングを切り
始めれば向きを変え始めるが、ただ前輪についていくだけの後輪は、前輪が向
きを変えだした瞬間に前輪と同じ円運動を始める。つまりはホイールベース分
だけ前輪は大回りし、逆に後輪は小回りをするということだ。しかも、それは
ホイールベースが長ければ長いほど、舵角が大きければ大きいほど差が大きく
なる性格のものだ。だからホイールベースが巨大なトレーラートラックなどは
左折の時に曲がるべきところを大幅に過ぎてからステアリングをきり始める。
内輪差があるから左折の時に角に立っている電柱に接触するかも知れない。
歩道に乗り上げてしまうかも知れない。だから、左折する前にいったん右に振
るという行為は間違った操作方法ではないのだが、交通という視点からすれば
その人の意識と操作は未熟だ。操作の仕方によっては本来の車線からどこにも
接触することなく左折できるのだから、迂回して前のクルマをかわそうなどと
横着しないで、自分なりにその方法を探してしかるべきだろう。
次回はコーナリングについて解説する。その前に読者のみなさんに確かめて
ほしいことがある。
いつも走っている道でいい。いつも曲がっている交差点でかまわない。スピ
ードを出す必要もない。いつもと変わらない運転をしながら、例えば90度の
交差点を左折する時にどこまでステアリングを回す手が動いているか確認して
ほしい。
時間に余裕のある人は交差点に立って、左折する人がどこからどこまでステ
アリングを動かしているか盗み見してみてほしい。できればステアリングホイ
ールをどのように回しているかにも気をつけておいてほしい。
右に振らなければ曲がれない。それはある意味では間違いではない。しかし、
そもそも間違ったステアリング操作をしながら、それを補正するために右に振
るというのであれば本末転倒だ。自分も他の交通に対しても危険をもたらすだ
けだ。ステアリングホイールはただ回せば良いと言うものではない。それでは
クルマが思った軌跡をたどるわけがない。自分の未熟さを補うために本来やっ
てはいけないこと、やらないほうが安全なことに抵抗感を持たないのは、やは
り運転が未熟なのだ。
・ユイレーシングスクール教科書
http://www.avoc.com/5media/textbook/textbook.php?page=0
・ユイレーシングスクールポリシー
http://www.avoc.com/9misc/info/yrspolicy.shtml
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