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Go−CircuitNo.240(02/27/08発行)
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) 50歳からの運転
|2) 参加申し込み受付中
|3) 問い合わせ専用電話番号
|4)クルマを動かす その2 トム ヨシダ
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|1) 50歳からの運転
ユイレーシングスクールは50歳を過ぎてご自分のドライビングポテンシャ
ルを向上させようと思う方を応援します。
過去にユイレーシングスクールのカリキュラムを受講されたことのない方を
対象に、2008年の受講料(エンジンドライビングレッスンは除きます)を
割引いたします。割引率は一定ではありませんが、その都度本メールマガジン
で告知します。尚、参加申し込みフォームを送信した後、3日以内に本メール
マガジンに掲載した受講料を指定の銀行にお振込み下さい。
ご質問のある方はメールか電話(090-9837-1494)でご連絡下さい。
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|2) 参加申し込み受付中
現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
| ※申し込み期日を過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。その場合
は受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
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|■ 3月4日(火) YRS筑波サーキットドライビングスクール
筑波ドライビングスクールは、自然な流れでクルマの性能の限界近くで走ら
せることができるように考えられたカリキュラムを採用しています。座学では、
一般概論として、クルマを思い通りに動かすためにはどのような操作が必要か
を説明します。シニアインストラクターが考案したオーバルコースを使った定
常円旋回では、過不足のない正確な操作を身につけることができます。知識を
得て、コーナリングの反復練習をすることにより、違和感なくサーキット走行
を行うことができます。特にサーキットを走られたことのない方にうってつけ
のカリキュラムです。
・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/tds.shtml
|※50歳からの運転:対象となる方は受講料が23,000円になります。
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|■ 3月8日(土) YRSドライビングワークショップFSW
過去3年間好評だったYRSドライビングワークショップFSWを週末に開
催します。1日の練習で加速、減速、旋回とクルマを動かす時に必要な操作の
基本を学ぶことができます。特にサーキットを走るつもりはないけれどクルマ
を気持ちよく走らせたいと思っている方にうってつけです。
※希望者には有料(3,000円)で逆同乗走行を行います。先着6名の方に
限らせていただきますが、希望される方は申し込みフォームのコメント欄に逆
同乗走行希望とお書き下さい。追加料金は当日の受け付けでお支払い下さい。
※週末のFSWのコースレンタル料は平日の2倍になります。そのため受講料
も高く設定せざるを得ません。ご了承下さい。
・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwf.shtml
|※50歳からの運転:対象となる方は受講料が20,000円になります。
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|3) 問い合わせ専用電話番号
ユイレーシングスクールのスクールやスクールレースの内容や参加する際の
準備煮ついて、あるいは参加資格についてのお問い合わせが増えています。音
声での問い合わせを希望される方もおられますので専用の携帯電話を新設しま
した。番号は090−9837−1494です。受付時間は朝8時から夜9時
までとさせていただきます。お問い合わせの際は番号をお間違えないようにお
かけ下さい。
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|4)クルマを動かす その3 トム ヨシダ
クルマは、電気やガスや水道といった生活に密着するインフラではありませ
んが、現代において最も人間を解放した道具といっても差し支えないでしょう。
運転免許と自動車さえあれば自由に移動することが可能ですし、重い荷物も運
べて雨の日も苦になりません。
しかしながら連日のように自動車に起因する事故で多くの方が亡くなり怪我
をしているのも事実です。自分に責任はないのにもらい事故で悲惨な目にあう
ことも少なくありません。そんなニュースを目にするたびに心が痛みます。他
人のこととは言え、本来は便利な道具であるはずの自動車が人間を不幸にする。
誰もができれば避けたいと思うでしょう。
メーカーは自動車を安全で快適なものにすることに邁進しています。そのお
かげで我々は自由を手に入れることができるのです。しかしながら、間違いを
犯しやすい人間が自動車の運転に欠かせないかぎり、決して自動車は安全な道
具とはなり得ないのです。
交通事故のほとんどは、本来、避けようとすれば避けられたはずなのですが、
事故は起きてしまう。人間の過ちによってです。ですが、我々の生活にもはや
自動車が欠かせないものになっている以上、事故を起こす直接的な原因となり
うる『運転』と正面から向き合って、自動車の利便性を享受するためにも事故
を回避する方法を学ぶ必要があると思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
昔は16歳で軽自動車免許をとることができたから、自分の運転年数を数え
ると今年でちょうど40年になる。クルマの大衆化の初期からずっとクルマと
交通を見続けてきたことになる。
その目から見ると、現在のクルマ社会、とりわけ交通はいささか悲惨な状態
に映る。確かに昔も交通事故はあったし、潜在的に事故を起こしそうな人もい
た。しかしクルマが生活の道具ではなく仕事の道具であった時代にはある種の
秩序が存在した。事故を起こしていたのはその秩序を無視した人たちだった。
しかし今。秩序を乱す人が巷にあふれている。秩序を乱すという言い方が抽
象的過ぎるのなら、『我が物顔に走り回る人』と置き換えてもいい。
交差点の真ん中で子供を降ろす親。駐車場があるのにも関わらず路上にクル
マを止めて買い物に行く人。運転しながら携帯電話を使い、信号が青になって
も発進しない若者。直進車の直前で右折する人。多くのことが法律で禁止され
ているはずなのに、それが平然と行われる。おそらくそうする人は「みんなが
やっていることではないか」と言い訳するに違いない。確かに今のクルマの台
数を監視し違反すれば取り締まることは現実問題として不可能だ。いちいち取
り締まっていては交通の流れに支障がでることも容易に想像がつく。しかし、
取締りがないから何をやってもいいということにはならないはずだ。街中を走
っている人全てがそうだと言うつもりはないが、日本の交通にはその予兆があ
るような気がしてならない。
元来、道路交通法というものは交通の安全かつ円滑な流れを実現するために
作られた法律だ。もちろん他の法律同様に改定が追いつかず、現代クルマ社会
にはそぐわない部分も確かにある。しかし法律は違反をしなければ、違反を見
咎められなければ軽んじてもいいという話ではないはずだ。法律にはその法律
ができた背景がある。そして法律が目指すところの精神がある。道路交通法で
言えば、それが安全で快適な交通ということになる。
「みんながやっているから」と自分のことだけしか考えずに運転している人
は、今の交通事情の中では確かに違反切符を切られるようなことはないかも知
れないが、それ以前に法律の精神を無視していることになる。ここでいう法律
の精神とは、運転する者全てが安全でかつ円滑な交通を実現するために努力し
なければならない、という道路交通法の大前提だ。
つかまらなければ、わからなければやっていいという話ではない。そうする
ことで潜在的な危険が増していることにすら気が付かない意識の低さが問題な
のだ。
日本で住んでいるのは千葉県八千代市。千葉市の北、船橋市の東にある典型
的な地方都市。ドライビングスクールの開催日以外に運転するのは八千代市近
辺。足を伸ばしたとしても千葉駅周辺まで。たまに東京まで足を伸ばす、とい
うクルマの使用状況だ。
クルマの運転を教えることが仕事ではあるが、クルマを走らせることを生業
にしているわけではないから、それほど急いでクルマを走らせることもない。
他人がどんな運転をしているか観察するには都合がいい。時間がある時には駐
車場にクルマを停め、交差点を行き来するクルマとその運転手がどんな操作を
しているか見せてもらうこともある。
概して、安全かつ円滑な交通の流れが精神なら、かなりのドライバーが法律
違反ならぬ精神違反を犯している。それは、単に運転技術の問題、どういう操
作がその場合に適切なのかわかっていない場合もあるし、
「そりゃないでしょ!」
と叫びたくなるような間違いなく自分勝手な発想で運転している場合もある。
昔と違って性質が悪いのは、パリッとしたジャケットを着こんで高級セダン
(そんな車種があるかどうかは別にして)に乗っている人にも横着で品がない
運転をする人が見受けられることだ。昔はその手の運転をする人は、やはりそ
の手の人だなと一見してわかった。しかし今は誰が何をするかわからない。み
んな潜在的にはその手の人なんだと思わざるを得ないのが実情だ。
道路交通法の精神が安全かつ円滑な交通の流れにあるとしたら、少なくとも
まず他人に迷惑をかける運転をしてはならないことぐらい誰にでもわかるはず
だ。しかし意図的なのか状況を把握できていないのか、他人に迷惑をかけてそ
の上で自分の運転を完結させている人のなんと多いことか。ワンボックスカー
やステーションワゴンに子供を乗せてそれをやるものだから、子供はあそれを
当たり前だと思い込む。既に10年先の交通も決して安全ではないと保障され
ている(?)ようなものだ。
あるスーパーマーケットの駐車場。前には片側一車線の道路。今、左手にあ
る駐車場から道路に出ようとしているクルマがある。こちらはその道路を進行
中だ。間合いを計ればまずこちらが駐車場を通り過ぎ、その後にそのクルマが
道路に出るだろうというタイミング。実際、そのクルマはこちらの通過を待っ
ているかのように見える。
ところが、こともあろうかこちらが近づくとやおら道路に頭を突っ込んでく
るではないか。こちらはブレーキを踏んで速度を落とす。駐車場の前の道は登
りになっているから道路に出てきたクルマは加速が鈍い。なんで待てないのか
と思う。なにしろこちらの後ろにはクルマが1台も走っていない。こちらをや
り過ごせば、自分のペースで道路に出ることもできたろうに。
しかも慌てていたのか反対車線に飛び出しそうになってアクセルを緩め、今
度はクルマが巻き込むような挙動をして本人自身が驚いている。
つまり、本人は道路を走るクルマが近づいてくることを意識していないわけ
ではない。急がなくてはと思うからスロットルを開けながら道路に飛び出し、
アンダーステアになったことに驚く。
直前に割り込みことでなにかメリットがあるのだろうか?割り込まなければ
ならない理由があるのだろうか? ないはずだ。そのクルマの運転手の心理状
態はわからないが、おそらく相手にブレーキを踏ませることになっても、それ
が交通というものだと認識しているに違いない。あるいはもっと能天気に他人
のことは気にしない。自分がしたいようにすればいい、と思っているのだろう
か。そう。全てが場当たり的な運転なのだ。そうすることによって何を得、何
を失うかには無頓着で、ひたすら自分のやりたい通りにする、そうしていると
しか思えない。
時間にして数秒のことなのだが、割り込んできたクルマは間違いなく自分に
対しても他人に対しても潜在的な危険のある運転をした。仮にこちらがわき見
運転をしていて道路に出てくるクルマの確認が遅れたとしよう。ひょっとする
と追突の可能性も出てくる。要するにリスクに対する意識が希薄なのだ。「も
し、私もやられたことがあるし、みんなもそうじゃない」と言うなら、それこ
そ問題だ。他人の手助けがなければ成り立たない運転は未熟だ。全てのことが
らを自分で判断し責任を持って行動する。運転は、それが公道であろうとサー
キットであろうと自己完結しなければならない全人格的な行動であることを理
解すべきだと思うのだが。
今発進すると数秒後にはどうなる、というイメージができないのだろうか。
あるいはクルマを1台やりすごすとどういう状況になるか創造できないのだろ
うか。公道でもサーキットでも自分だけを軸に状況判断していると、その人想
像力が衰えていくことを覚えておくべきだ。それが誤った運転操作につながる
可能性も大きい。
・ユイレーシングスクールポリシー
http://www.avoc.com/9misc/info/yrspolicy.shtml
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