Home > YRS Media-Info >

≡≡ Yui Racing School presents ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

Go − Circuits No.33 (07/27/00)

===================================

■ お知らせ ‐ ドライビングスクールのカリキュラム説明

筑波サーキットドライビングスクールの内容を視覚的に説明する頁を用意しま
した。

http://www.avoc.com/data/tds/class/tds_0_frame.htm

日本にもドライビングスクールのようなイベントはありますが、現時点で「走
り方を的確に教える」ことができるのはユイレーシングスクールだけだと自負
しています。

実際、他のメーカー系やタイヤメーカー系のレッスンに参加された方々からユ
イレーシングスクールのカリキュラムに対し賞賛のメールをいただいています
。

難点は開校数が足りないので希望される方全員に受けていただくことができな
いことです。日程を拡大すべく努力していますのでしばらくお待ち下さい。

また、先日用意した「目で見る筑波サーキット」の頁にアクセスしていない方
は、ぜひ一度ご覧下さい。

http://www.avoc.com/data/jasc/1_course_view.htm

ご覧になられ、ご意見賜りたく。=> mailto:publisher@avoc.com

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

● レースレポート - 日本のグラスルーツモータースポーツ

過日、筑波サーキットで行われたJAF非公認競技のレースを見に行ってきま
した。非公認ですから会員になることもライセンスを取ることも必要ありませ
ん。

もちろん安全に対する姿勢は公認競技と差があってはなりませんが、ただでさ
えコストのかかるモータースポーツです。「もっと手軽に楽しめる」環境があ
ってもいいと思います。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この日、筑波サーキットには全174台のクルマが終結。5つのレースと3つ
の走行会を楽しんだ。

開催されたレースとそれぞれの参加台数は次の通り。
1)パンダカップ(パンダのワンメイクレース)→ 23台
2)VWレースC(ゴルフのワンメイクレース)→ 19台
3)VWレースT(改造範囲の広いゴルフのワンメイクレース)→ 15台
4)BMWカップ(BMW車両によるレース)→ 24台
5)IPC2000(伊車と仏車によるレース)→ 27台
6)走行会A(ヨーロッパ車を中心とした走行会)→ 26台
7)走行会B(日本車を中心とした走行会) → 23台
8)走行会C → 23台

2)、3)のVWレースは合わせて34台の出走で、そのうちナンバーを切っ
てあったのが8台(つまり積載車で運搬してきたことになる)、ロールバーが
入っていたのが11台。

3)のBMWカップは新旧M3車から318i、Z3まで多種多様。全ての車
両ナンバー付きでロールバーが入っていたのは4台のみ。

5)IPC2000はメーカーだけひろってもアルファロメオ、フィアット、
ルノー、プジョーと多彩。基本的にはコンパクトセダンのレースといった趣き
。

走行会はペースカーが先導するゆっくりとしたペースで3周のウォーミングア
ップ。いったんピットに入ってからは自由走行。30分(チェッカーは25分
で提示)のセッションを2回行っていた。

レースは15分の練習走行、15分の予選と進み、全クラス12周の決勝レー
スが行われた。ワンメイクレース以外は参加車両がバラエティに富んでいるの
でラップタイムに性能差が出るかと思われたが、実際には性能差よりドライバ
ーのテクニックがタイムの決め手になっていたようだ。

昔から日本のモータースポーツ界では本物志向が大流行だが、アメリカはもち
ろんイギリスでも手軽に参加できるレースが沢山ある。アメリカのSCCAの
クラブマンレースなど1レースに5クラスが混走なんてこともある(合計出走
台数は40台にもなるが)。総合優勝の期待できない遅いクラスでもその中で
の争いはちょっとした見物。

「他車と競るまえに相手と同じくらい自分が速くなければならないのだから、
そこまでの過程をます十分楽しんで下さい。速く走れるようになればそれに見
合ったレースはいくらでもありますヨ」というのがアメリカングラスルーツモ
ータースポーツの思想だ。

今回、ユイレーシングスクールの読者の久保田さんが1)に参加していた。聞
けばエントリーフィーは25、000円だとか。JAF公認レースに比べると
安い(でもアメリカに比べれば高い)。個人的には、今回ワンメイクレースが
成立したクラス以外でも車種ごとのレースが行われるように台数が増えること
を期待したい。

主催者には日本の統括団体から有形無形の干渉があるらしいが、そんなことは
無視してこれからも「もっと手軽に、もっと楽しく(安く)、もっとみんなで
」モータースポーツを実践できる環境を用意して欲しいと思う。

レースは優勝を狙って走るものと決めつけている人が多いが、本来は「安全に
速く走れるようになるための過程」のはず。自分のペースにあったイベントを
さがして出場してみてはいかが。

******************************************************** 奥付け ******
□ メールマガジン " Go − Circuits "
□ オリジナルサイト:http://www.avoc.com
□ Copyright 1986-2000 AVOC CORPORATION

本メールマガジン、オリジナルサイトの全部、または一部を複製
もしくは引用されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。

mailto:publisher@avoc.com
---------------------------------------------------------------------
下記のURLで購読中止・配信先変更の手続きが行えます。
◇ まぐまぐ: http://mag2.com
◇ ココデメール: http://mail.cocode.ne.jp/kaijyo.html
◇ パブジーン:http://www.pubzine.com/detail.asp?id=2150
◇ クリックインカム: http://clickincome.net/mg_lt/car1.html

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ Presented by Yui Racing School≡