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Go − Circuits No.34 (07/29/00)

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■ ゴーサーキット34号の目次
□ 8月28日筑波サーキットドライビングスクール
□ クルマの改造について
□ 質問募集

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☆☆ 筑波サーキットドライビングスクール申し込み締め切り ☆☆

8月28日に開催予定の第2回筑波サーキットドライビングスクールですが、
おかげさまで今回もお申し込みが既に定員に達しましたので、申し込みを締め
切らせていただきます。

今回は同日に申し込まれた方がいたので参加申し込みが重複してしまい、結果
として17名が受講することになりました。内9名が初めてユイレーシングス
クールを受講される方で、残りは以前に受けられた方です。

さらに一度もサーキットを走ったことのない方が3名。全くのノーマルカーで
参加される方が6名います。

申し込みをされたみなさん、ありがとうございました。8月のスクールが終了
する延べ148名がユイレーシングスクールを受講されることになります。


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☆☆ クルマの改造について ☆☆

8月のスクールに受講される方のうち全くのノーマルカーで参加される方が6
名いることは前述の通りですが、個人的には非常に嬉し思っています。

今回はクルマの改造について触れてみたいと思います。

最初にひとつの例をあげます。
過日のスクールでのこと。サスペンションを固めハイグリップタイヤを履いた
クルマで受講するはずだったひとりの参加者。が、クルマがトラブってしまい
急遽ドノーマルの4ドアセダンで参加。

スクール中に「ノーマルの方が挙動を理解しやすいでしょ」と水を向けると、
「ですネ。今まで気が付かなかったクルマの挙動がよくわかるし、自分が何を
やっているかクルマが反応しちゃうんで隠しようがないですネ」と。

「じゃ、どっちが楽しいと思う?」とたたみ込む(?)と、「ボロが出るから
ノーマルはやだけど、走っていて楽しいのはノーマルかなぁ」と、オジさんに
とっては<理想の解答>を導き出すのに成功。#決して強制したわけではあり
ません。為念。

というわけで、簡単に言うとノーマルカーでサーキットを走るのは難しい面も
あります。なんたって乗り心地などふだんの生活を優先して作られたクルマで
すから、速く走らせようとするとそのクルマの限界に近づくことになりますか
らそれなりの操作が必要です。

ところが、ユイレーシングスクールの目的は「この限界付近の操作」を体験し
て、それを実践できる環境を作ることにあります。早い話が、<繊細な操作が
求められるノーマルカー>を使ったライセンスのいらないレースを開催するの
が当面の目標でもあります。

サスペンションを固めてあると、とりあえずは高速コーナーで安定するように
なります。ですが、安定するということは「何をやってもクルマがついてくる
」という意味ではありません。むしろ改造するほどに安定域を越えたところの
下り坂は急になります。

つまり限界を越した時にはノーマルカーを操る以上のテクニックと判断力が求
められます。

で、理にかなった操作ができない内にサスペンションを固めると余計に話がこ
んがることになります。

どこかのミニサーキットでドリフト走行のような瞬間芸を楽しむならいざ知ら
ず、正統派のテクニックを会得したいと思うならば「クルマのコーナリング性
能は低いほどいい」と書いておきます。

将来ユイレーシングスクールを受けてみようかなと思っている方の中で「ちょ
っといじってみようかナ」と画策している人は、まずノーマルに近いクルマで
受講することを勧めます。

改造に使うお金があったら、秋から始まる予定のユイレーシングスクールの新
しいプログラムの参加費に回して下さい。<< ティーズキャンペーンです

文章では理由がわかりにくいかも知れませんが、実際にサーキットを走ってみ
れば納得できるはずです。


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☆☆ 質問募集 ☆☆

しばらく途絶えていた質問と解答を復活させたいと思います。質問が多ければ
毎週の発行になってもかまわないと思っています。

とにかく「クルマの運転について疑問/質問/悪い癖」がある方は遠慮なくメー
ルを下さい。

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