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Go − Circuits No.62 (12/08/00)

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【 62号の目次 】

□ 11月30日筑波タイムトライアル結果訂正

◎ 単独走行と集団走行はどこが違う?

△ On the Edge

● 12月23日筑波タイムトライアルプログラム変更


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□ 11月30日筑波タイムトライアル結果訂正

第二回筑波タイムトライアルの結果表に間違いがありました。エクセルの計算
式に間違いがあることに気づかずにデータをコピーしてしまった結果です。
申し訳ありません。

サイトの結果とエクセルの計算式を直しました。

セッション別ベストラップ
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/ttt1130/fastest_in_session.htm

Aグループドライバーラップ表
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/ttt1130/lap_times_a.htm

Bグループドライバーラップ表
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/ttt1130/lap_times_b.htm

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◎ 単独走行と集団走行はどこが違う?

61号で「安全に速く走るためには集団走行の中で練習したほうが効果的」と
いうようなことを書きました。

それについてまたいくつかの意見を頂戴しました。YRSのイベントについて
も単独で走ることはできないか、との質問さえもらっています。日本に来てか
ら1年が過ぎましたが、その間にも同様の話を何度となく耳にしました。

それらの話を凝縮すると「単独走行:ジムカーナや1台ずつのタイムトライア
ル」=安全で、「複数のクルマと一緒に走る」=危ない、という図式が見えま
す。

何度でも言いますが、1台で走っていれば安全なのでは決してありません。単
に自分がアクシデントを起こしたときに他人に危害を加える可能性がないので
「安心」なだけです。

ですが、単独で走っていても運転手が自分の経験を無視した速さを追及したり
、クルマの限界を超える速さを求めたとしたら、これは最悪の事態です。単独
であろうが複数であろうが、これほど危険なことはありません。

複数で走ると危険か?複数が危険なのではありません。あえて言うならば、ど
んな環境で、誰と走っているかが問題なのです。

YRSのイベントに参加する方にレクチャーを受けてもらう理由はそこにあり
ます。レクチャーを受けることで、少なくとも参加者全員が共通の「走りの理
論」と「安全意識」を持つことができるからです。

「自分はレコードラインを通っているのに他人はインにつかない走りをするか
ら、ラインがクロスして接触してしまった」なんてことはありません。

さらに、YRSイベントのラップタイムでのグルーピング方式は走行速度が似
通ったクルマが一緒に走ることになりますから、例えコーナーで競り合ったと
しても速度差はそれほど大きくありません。つまり相対速度は限りなくゼロに
誓いのです。これほど安全なことはありません。他人のクルマを「見切る」の
は簡単です。

スポーツ走行の時、130Kmで走っているシビックを180KmのGTRが
追い抜くのは危険ではないでしょうか?

走っていて「怖い」と思ったり「不安」を感じたり、「多分大丈夫。イケルは
ず」ってな具合で運転している自分を見つけたら、迷わずペースを落とすこと
です。これは一人で走っている時も、集団で走っている時も同じ。サーキット
走行の鉄則です。

自分で「こりゃ遅いな」と思うぐらいに落としてから、前よりもゆっくりとペ
ースを上げていけば「恐さ」と「不安」が解消されるはずです。

「恐さ」と「不安」を作り出しているのは運転手自身。他人ではありません。

YRSのイベントに参加してみて下さい。もしどうしても「恐さ」がぬぐえな
いときは、どうしたら克服できるか参加者全員で一緒に考えてみましょうヨ。

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△ Beyond the Edge

> 楽しかったですよ〜♪ あれだけ走れると大満足です。1、2コーナーはア
> クセルで姿勢をコントロールできて「もしかしたら俺ってクルマと対話して
> る?」と感じられて(錯覚?)気持ち良かったです。ローリングスタートの
> 模擬レース形式も初めてで嬉しかったし。

第二回タイムトライアルに参加された方からこんなメールをもらいました。送
り主は、もちろんかなりのサーキット走行の経験がある方です。ユイレーシン
グスクールの卒業生でもあります。

コース1000(筑波東コースの新名称)の1〜2コーナーは文中にもあるよ
うに、アクセルで姿勢をコントロールできるコーナーです。

と書くと、みなさんは「フ〜ンッ、ピッチングとローリングがコントロールで
きるのは当たり前じゃんか」と思われるでしょう。

でも、送り主が言うコントロールは「ヨーイング」、つまりZ軸回りの運動を
コントロールすることなのです。平たく言えば、アクセルでクルマの向きをコ
ントロールすることです。

ハイグリップタイヤはスライドを吸収してしまいますからむりですが、適正な
タイヤと理にかなった操作ができれば、だどなたでも「あちらの世界」をのぞ
くことができます。つまり、「Beyond」です。

ユイレーシングスクールはエッヂの上を行ったり来たりするお手伝いをします。

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● 12月23日筑波タイムトライアルプログラム変更

12月23日に開催予定の第3回タイムトライアルのプログラムを変更しまし
た。

午前中に座学を行います。従って定員は30名。受講料は19,950円です。
http://www.avoc.com/school/program/time_trial/sprint2000.htm

まだ間に合います。参加をお待ちしています。


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