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≡≡≡ Yui Racing School presents ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
Go − Circuits No.70 (01/11/01)
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【 70号の目次 】
○ 2001年ユイレーシングスクール主宰イベントスケジュール決定!
△ 2月10日座学&タイムトライアル&走行会受付中
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○ 2001年ユイレーシングスクール主宰イベントスケジュール決定!
トムヨシダです。
大変遅くなりましたが、ようやく報告をすることができます。
2001年。日本での活動2年目に入るユイレーシングスクールは、次の4つ
のイベントを開催します。
1)筑波サーキットドライビングワークショップ
http://www.avoc.com/school/program/tdq/rule_tdq2001.htm
2)筑波タイムトライアル
http://www.avoc.com/school/program/time_trial/trial2001rule.htm
3)筑波スプリント
http://www.avoc.com/school/program/sprint/sprint2001rule.htm
4)筑波エンデューロ
http://www.avoc.com/school/program/enduro/enduro2001rule.htm
ユイレーシングスクールが目指すのは「モータースポーツをもっと手軽に、も
っと楽しく、もっとみんなで!」です。その実現のために、現状でできる範囲
で企画したのがこれら4つのプログラムです。
それぞれの趣旨を簡単に説明しますと、
1)筑波サーキットドライビングワークショップは、昨年行った筑波サーキッ
トドライビングスクールを受け継ぐもので、走りながら「理にかなった運転」
を身につけることを目的としています。コスト低減の面から平日開催になりま
すが、内容は参加するみなさんの期待を裏切らないものだと自負しています。
まず走行の前に「クルマをスムースに走らせる」ためのコツをお話します。「
タイヤのフリクションサークル」や「荷重移動によるグリップの増減」につい
ても説明します。
午前中にジムカーナ場を使ってスラロームと定常円旋回の練習をしますが、参
加者の走りを「数値化」するために通過タイムを計ります。また、詳細は日本
に戻ってから決めることになりますが、参加者の走りが「理にかなっている」
かどうかを判断するために「ある地点での到達速度」をリアルタイムで表示し
ます。
さらに、毎回同じコースを使うことにより「複数回参加者」の方が進歩の度合
いを比較し易いよう配慮します。参加者の中で差し障りのある方以外の「通過
タイム」と「到達速度」をYRSのサイトに一覧表にして掲載します。
午後はコース1000を走りますが、昼食の間に「クリッピングポイントの見
つけ方」、「横Gを消すコーナリングの仕方」など実践的な説明と応用テクニ
ックのガイドを行います。
参加者はコース1000を最低5セッション走りますが、最初のセッションと
最後のセッションのラップタイムを計測します。参加者自身のリズムを知って
いただくためです。これもまた、希望されない場合を除きYRSのサイトに掲
載します。
筑波サーキットドライビングワークショップは、まだクルマを速く走らせたこ
とのない方を中心に開催していきますが、もちろんジムカーナの経験がある方
、サーキット走行の経験のある方でも充分に楽しめる内容になっています。
例えば、「モータースポーツなんて自分とは縁がない!」と思っていた方は今
年ドライビングワークショップを3回受けてみて下さい。1回目の時には「速
くない」し「不安がある」かも知れませんが、ボクがお伝えすることを聞いて
いただければ2回目に「安定した走り」ができるようになり、3回目には「確
信の持てる走り」ができるようになります。
既にジムカーナに参加されている方は、試しにドライビングワークショップに
おいで下さい。「人間の操作」と「クルマの挙動」の因果関係をプログラムを
通じて理解できますから、初めてのパイロンコースへの適応能力が向上します。
サーキット走行に励まれている場合、「タイムが伸び悩んでいる」方や「もっ
と速く走りたい」方はドライビングワークショップで「貴方の走り方」をクー
ルオフしてみて下さい。ひょっとすると「慣れ」が「理にかなった操作」から
貴方自身を遠ざけている可能性があります。どうすれば「効率よく安全に速く」
走れるようになるか、その糸口が見つかります。
ドライビングワークショップは2月20日を皮切りに3月から12月まで月2
回開催します。毎回火曜日の開催ですが、年間の日程は決まっています。あら
かじめ予定を立てられて、ぜひ一度ドライビングワークショップに参加してい
ただきたいと思います。
筑波サーキットドライビングワークショップは財団法人日本オートスポーツセ
ンター/筑波サーキットの公式ドライビングスクールです。昨年同様に各レー
スシリーズのチャンピオンが集う年間表彰式で優秀受講生を表彰する予定です。
2)筑波タイムトライアルはコース1000を使って行います。原則として全
参加車両にトランスポンダーを付けてラップタイムの計測を行います。
プログラムはプラクティスから始まり、4周走行2周計測のタイムトライアル
を3回走っていただくことができます。
タイムトライアルは文字通り「できるだけ速く走って記録を残す」モータース
ポーツです。
述べ83名が参加された昨年のタイムトライアル3回の結果は
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/best_lap_history.htm
に掲載してありますが、タイムトライアル自体はあくまでも「個人単位のモー
タースポーツ」です。「誰かと競争するスポーツ」ではなく、「自分のテクニ
ックと、そして自分自身の限界に挑戦するスポーツ」です。
同じクルマに乗っていれば「他人のタイム」が気になるかも知れませんが、他
人と比較することはあまり意味を持ちません。逆にタイムトライアルに参加し
て得られる最大のものは「運転を極める」ことです。
同じ仕様のクルマで2回参加すれば、「自分自身の出した結果」を自分で比較
することができます。おそらく、速くなる人がいる一方で、遅くなる人もいる
でしょう。クルマの操作ほど不確定要素の多いスポーツは他にありませんから
、当然のことです。その数多い「変数」をどうやって制御するか、その結果を
求めるにはタイムトライアルが最適です。
その「運転を極める」お手伝いができればと筑波タイムトライアルの午前中に
スライド100枚を使った座学を行います。「なぜクルマの挙動は人間の操作
とリニアではないのか}とか「クルマが求める操作と人間がしたがる操作の差
」など、楽に(安全に)速く走れるようになるためのコツをお話します。
走行グループは車両の性能ではなしにコース1000のラップタイムで分けま
すので、サーキットを走ったことのないか方も安心して走ることができます。
過去に筑波タイムトライアルで初めてサーキットを走られた方が「めいっぱい
楽しんだ」例があります。
クルマを新しくした時。タイヤを換えた時。セッティングを変えて走ってみた
い時など、ハード面の確認にもうってつけのプログラムです。
筑波タイムトライアルは2月10日(2000年規則)、3月10日(200
1年規則)と続き、以後月1回開催します。タイムトライアルで計測されたラ
ップタイムは、参加者に支障のない範囲でYRSのサイトに掲載します。
2000年筑波タイムトライアル全結果目次は
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/menu_2000.htm
3)筑波スプリントと、4)筑波エンデューロについては改めて内容の説明を
しますが、これらのイベントに参加する場合は、2)筑波タイムトライアルの
開催日に行われる座学を受講することが参加資格になることだけ先にお伝えし
ます。
99年12月9日に桶川スポーツランドで第1回のドライビングワークショッ
プを開催してから、YRSドライビングスクールに延べ203名の方に参加し
ていただきました。
今年は月2回定期的に筑波サーキットドライビングワークショップを開催しま
す。今年もできるだけ多くの方とサーキットでお会いしたいと思います。今年
もユイレーシングスクールをよろしくお願いします。
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